小学館新書<br> スクールカーストの正体―キレイゴト抜きのいじめ対応

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小学館新書
スクールカーストの正体―キレイゴト抜きのいじめ対応

  • 堀 裕嗣【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098252503
  • NDC分類 371.3
  • Cコード C0295

出版社内容情報

血の通った「現場のスクールカースト論」

現役のベテラン中学校教師である著者は、「スクールカーストの決定要因は、コミュニケーション能力だ」と、その本質を喝破、学校現場で現在進行形で起きている数々のいじめ、トラブル等のエピソードを紹介、分析していきます。
スクールカーストを要因とした、「LINEはずしが起きるリアルなプロセス」や、「突然キレて、暴力をふるってしまう子の事情」等々、紹介される数々のエピソードは、教育関係者ならずとも、深く考えさせられるものばかりです。
現在の子どもたちの変容の根底にあるものについて分析したうえで、全国の学校現場に向けて提案する、最終章「現代型いじめと教師の対応」は、必読です。

【編集担当からのおすすめ情報】
「子どもたちに今、何が起きているのか」をこれ一冊で俯瞰できる、画期的なスクールカースト論。すべての教育関係者はもちろん、子どもを持つすべての親におすすめします。

堀 裕嗣[ホリ ヒロツグ]
著・文・その他

内容説明

「子どもたちに、今、何が起きているのか」を、これ1冊で俯瞰できる、血の通った「現場」のスクールカースト論。現役中学校教師である著者は、「スクールカーストの決定要因は、コミュニケーション能力だ」とその本質を喝破、「LINEはずし等の現代型いじめ」や、「キレて暴れ出す子どもたち」等々、リアルなエピソードの背景にあるものを読み解いていきます。機能する「いじめ対応」とはどうあるべきかを提案する最終章は、教育関係者ならずとも、必読です。今後、本書を抜きにして「いじめ対応」は語れません。

目次

序章 スクールカースト
第1章 スクールカーストといじめ被害者リスク
第2章 スクールカーストと校内トラブル
第3章 スクールカーストと現代型いじめ対応
第4章 スクールカーストと生徒の変容
第5章 現代型いじめと教師の対応

著者等紹介

堀裕嗣[ホリヒロツグ]
1966年北海道湧別町生まれ。1991年より、札幌市の中学校国語科教諭。現在、「研究集団ことのは」代表、「教師力BRUSH‐UPセミナー」代表、「実践研究水輪」研究担当を務めつつ、「日本文学協会」「全国大学国語教育学会」「日本言語技術教育学会」などにも所属している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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佳音

109
著者・堀はチンケなプライドより、副題通り「キレイゴト抜き」じゃないと今の子どもにはあたれませんよと述べている。スクールカーストとは、子どもの階層を意味するだけでなく、教師の階層をも意味する。両方あるのだ。特に教師の階層が重要である。子どもからみた教師階層レベルを自覚して指導に当たらないとさらに事態が大きくなりますよと。子どもからみて指導力のない教師が現実に生活指導に当たる場合を想定してプロだなと思った。階層は一般受けする分類。サイモンの分類に似ている。素人だけど、そんなにキレイな階層分けじゃないように思う2017/01/29

スパシーバ@日日是決戦

109
{2015年} 現代の生徒たちは、自己主張力・共感力・同調力の総合力としての「コミュニケーション能力」の高低をお互いに評価しながら、自らの調整に腐心している。 学級は以下の8つのキャラクター(スーパーリーダー型・残虐リーダー型・孤高派タイプ・人望あるサブリーダー型・お調子者タイプ・いいヤツタイプ・自己チュータイプ・何を考えているかわからないタイプ)によって構成されていると指摘。小学校高学年~中学校の学級担任の責任の重大さもさることながら、この時代に子供じゃなくて本当に良かった、という著者の本音に同感。2016/03/10

リキヨシオ

29
生徒達を格付けする「スクールカースト」をタイプ別に細かく説明しているのが本作品の興味深いところ。スクールカーストとコミュニケーション能力との関係は深く・自己主張力・共感力・同調力の3要素により格付けが決まってくる。リーダーと呼ばれる同調力が高い生徒。加えて自己主張力と共感力も高いと「スーパーリーダー」。共感力だけ低いと「残忍なリーダー」としていじめ首謀者候補になるタイプ。同調力は高いがそれ以外が低いのは「お調子者いじられキャラ」でいじめ同調者候補の恐れあり。同調力だけが低いのは「孤高派」タイプに該当する。2016/01/16

りょうみや

22
スクールカーストはコミュニケーション能力の序列でそれは同調力、自己主張力、共感力の組み合わせで決まるとしている。このモデルで見ると今のいじめの構造が見通しよくなる。生徒だけでなく教師も学校の構成員としてカーストに組み込んでいる点が多分すごいところ。学者でなく現場の教師が書かれていて、説得力がありまた生々しくもある。読むごとに自分の過去の思い出がこういうことだったのかとフラッシュバックされる。子どもたちが人間関係の維持に疲れ切っているのはなぜか、いじめを防ぐための職員チームのあり方などまで展開している。2023/08/18

はじめさん

22
私が学生の頃はまだ、スクールカーストという言葉は一般的では無かったが、それが現すようなクラス内の序列は確かにあった。海外から輸入されたこの概念は、入ってきた当時は教職者の中で通用する用語のように扱われてきたが、徐々に一般にも浸透し(小説や漫画、ドラマの影響も大きい)いまや市民権を得ている。中学校までは、地元の名士の子息といった親の権力がそのままクラスの序列となるが、高校にあがるとコミュ力、場の空気を読み、支配する者が上級級員となる。ごく稀にいるスーパーリーダー、他は暴力的残虐リーダー、クールな孤高リーダー2020/01/16

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