出版社内容情報
ディズニーのおそうじは驚きと感動だ!
東京ディズニーランドは開園30周年を迎えたが、この30年はまさに「おそうじの歴史」だった。TDLは「世界一安全で清潔な場所」をコンセプトにパーク運営を行っている。その清掃、安心、安全管理を行うのがカストーディアル部門だが、著者は開園前にアメリカのディズニーで教習を受け、TDLのカストーディアル部長になり、「ここまでやるか!」を徹底して、TDL流の掃除システムを作り上げた。
そのエッセンスは●24時間そうじする●毎晩、夜中は大そうじ●汚れる前にそうじする●担当の境目は作らない●大雨の日も?もちろん!●そこで赤ちゃんがハイハイできるか?
こうして「TDLが世界一すばらしい」との評価を得、「リピート率、顧客満足度NO1」に貢献した。おそうじ(美観)は業績に直結するのだ。
ゲストの「満足感」を得るだけでなく「幸福感」まで追求するディズニー。この「おそうじランド」は驚きと感動だ!
【編集担当からのおすすめ情報】
東京ディズニーリゾートはどこに行ってもゴミもなく清潔だと皆さん感じていると思います。皆さんもユニフォームを着てほうきとゴミ入れを持ってにこやかに歩いているキャストを見かけたことでしょう。この本を読むと、彼らキャストを見るだけで楽しさが倍増します。
それにしてもTDLの人気は、ここに書かれている深いそうじへの情熱=ゲストの幸せを追求する熱意が支えていたとは、実に感動的です。
はじめに?ディズニーの「おそうじ」とは
ステージ1 おそうじという名の魔法
清潔さはホスピタリティの原点/追求すべきはゲストの「満足感」でなく「幸福感」/汚れる前にきれいにする/毎日、大掃除を続ける/ほか
ステージ2 ハピネスを生む「おそうじ」
靴を脱いで清潔さをチェック/掃除のための掃除はしない/心身の修養が目的ではない/ゲストの安全を最優先する/ほか
ステージ3 「おそうじ」を究める
快適なトイレ空間を考える/清掃の巡回記録は貼らない/人は、本当にきれいな場所は汚さない仕事に遊び心を/ハッピーサイクルが生まれる/ほか
ステージ4 人を育て売上げを伸ばす「おそうじ」
ビジネスの成功は「おそうじ」から始まる/いつもきれいであることが、多い巻価値になる/「汚いけど繁盛し続ける」ことは決してない/ほか
おわりに?リピート率が必ず上がる
新書版刊行にあたって
安孫子 薫[アビコ カオル]
著・文・その他
内容説明
ディズニーは「世界一安全で清潔な場所」をコンセプトにパーク運営を行っている。清掃、安心、安全管理を行うのが「カストーディアル」部門だが、著者は東京ディズニーランド(TDL)開園前にアメリカで教習を受け、TDLのカストーディアル部長になり、「ここまでやるか!」を徹底し、TDL流のシステムを作り上げた。そして「TDLが世界一素晴らしい」との評価を得、「リピート率、顧客満足度No.1」に貢献した。おそうじ(美観)は業績に直結する。顧客の「満足感」の先の「幸福感」まで追求するディズニーのおそうじワールドへようこそ!
目次
1 「おそうじ」という名の魔法(清潔さはホスピタリティの原点―なぜ清潔さが大切なのか;追求すべきはゲストの「満足感」ではなく「幸福感」―ディズニーが提供するサービスは無限大 ほか)
2 ハピネスを生む「おそうじ」(靴を脱いで清潔さのチェックをする―カストーディアル部門の苦闘;カストーディアルの始祖の言葉―朝の8時45分に帰られてはゲストにハピネスを提供できない ほか)
3 「おそうじ」を究める(ゲストの最善を考える―スイーパーの希望者が増えている;快適なトイレ空間を考える―トイレをめぐるTDLの失敗 ほか)
4 人を育て、売上げを伸ばす「おそうじ」(ビジネスの成功は「おそうじ」から始まる―日本では、ディズニー的手法が受け入れられやすい;いつもきれいであることが、大きな価値になる―“トータルバランスクリーニング”とは ほか)
著者等紹介
安孫子薫[アビコカオル]
1951年山形県生まれ。(株)チャックスファミリー代表。82年、(株)オリエンタルランドに入社し、東京ディズニーリゾートのカストーディアル(清掃部門)部長、リゾート運営部長などを担当。「美観の追求」「ゴミ減量化」「安全確保」「アトラクション運営」「ゲストサービス」など、すべてのパーク運営課題に取り組み、常に現場で指揮を執ってきた。2007年春から1年間、キッザニア東京副総支配人として、運営基盤を確立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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