小学館101新書<br> ディズニーの魔法のおそうじ

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小学館101新書
ディズニーの魔法のおそうじ

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  • サイズ 新書判/ページ数 236p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098251650
  • NDC分類 689.5
  • Cコード C0295

出版社内容情報

ディズニーのおそうじは驚きと感動だ!

東京ディズニーランドは開園30周年を迎えたが、この30年はまさに「おそうじの歴史」だった。TDLは「世界一安全で清潔な場所」をコンセプトにパーク運営を行っている。その清掃、安心、安全管理を行うのがカストーディアル部門だが、著者は開園前にアメリカのディズニーで教習を受け、TDLのカストーディアル部長になり、「ここまでやるか!」を徹底して、TDL流の掃除システムを作り上げた。
そのエッセンスは●24時間そうじする●毎晩、夜中は大そうじ●汚れる前にそうじする●担当の境目は作らない●大雨の日も?もちろん!●そこで赤ちゃんがハイハイできるか?
こうして「TDLが世界一すばらしい」との評価を得、「リピート率、顧客満足度NO1」に貢献した。おそうじ(美観)は業績に直結するのだ。
ゲストの「満足感」を得るだけでなく「幸福感」まで追求するディズニー。この「おそうじランド」は驚きと感動だ!

【編集担当からのおすすめ情報】
東京ディズニーリゾートはどこに行ってもゴミもなく清潔だと皆さん感じていると思います。皆さんもユニフォームを着てほうきとゴミ入れを持ってにこやかに歩いているキャストを見かけたことでしょう。この本を読むと、彼らキャストを見るだけで楽しさが倍増します。
それにしてもTDLの人気は、ここに書かれている深いそうじへの情熱=ゲストの幸せを追求する熱意が支えていたとは、実に感動的です。

はじめに?ディズニーの「おそうじ」とは
ステージ1 おそうじという名の魔法
清潔さはホスピタリティの原点/追求すべきはゲストの「満足感」でなく「幸福感」/汚れる前にきれいにする/毎日、大掃除を続ける/ほか
ステージ2 ハピネスを生む「おそうじ」
靴を脱いで清潔さをチェック/掃除のための掃除はしない/心身の修養が目的ではない/ゲストの安全を最優先する/ほか
ステージ3 「おそうじ」を究める
快適なトイレ空間を考える/清掃の巡回記録は貼らない/人は、本当にきれいな場所は汚さない仕事に遊び心を/ハッピーサイクルが生まれる/ほか
ステージ4 人を育て売上げを伸ばす「おそうじ」
ビジネスの成功は「おそうじ」から始まる/いつもきれいであることが、多い巻価値になる/「汚いけど繁盛し続ける」ことは決してない/ほか
おわりに?リピート率が必ず上がる
新書版刊行にあたって

安孫子 薫[アビコ カオル]
著・文・その他

内容説明

ディズニーは「世界一安全で清潔な場所」をコンセプトにパーク運営を行っている。清掃、安心、安全管理を行うのが「カストーディアル」部門だが、著者は東京ディズニーランド(TDL)開園前にアメリカで教習を受け、TDLのカストーディアル部長になり、「ここまでやるか!」を徹底し、TDL流のシステムを作り上げた。そして「TDLが世界一素晴らしい」との評価を得、「リピート率、顧客満足度No.1」に貢献した。おそうじ(美観)は業績に直結する。顧客の「満足感」の先の「幸福感」まで追求するディズニーのおそうじワールドへようこそ!

目次

1 「おそうじ」という名の魔法(清潔さはホスピタリティの原点―なぜ清潔さが大切なのか;追求すべきはゲストの「満足感」ではなく「幸福感」―ディズニーが提供するサービスは無限大 ほか)
2 ハピネスを生む「おそうじ」(靴を脱いで清潔さのチェックをする―カストーディアル部門の苦闘;カストーディアルの始祖の言葉―朝の8時45分に帰られてはゲストにハピネスを提供できない ほか)
3 「おそうじ」を究める(ゲストの最善を考える―スイーパーの希望者が増えている;快適なトイレ空間を考える―トイレをめぐるTDLの失敗 ほか)
4 人を育て、売上げを伸ばす「おそうじ」(ビジネスの成功は「おそうじ」から始まる―日本では、ディズニー的手法が受け入れられやすい;いつもきれいであることが、大きな価値になる―“トータルバランスクリーニング”とは ほか)

著者等紹介

安孫子薫[アビコカオル]
1951年山形県生まれ。(株)チャックスファミリー代表。82年、(株)オリエンタルランドに入社し、東京ディズニーリゾートのカストーディアル(清掃部門)部長、リゾート運営部長などを担当。「美観の追求」「ゴミ減量化」「安全確保」「アトラクション運営」「ゲストサービス」など、すべてのパーク運営課題に取り組み、常に現場で指揮を執ってきた。2007年春から1年間、キッザニア東京副総支配人として、運営基盤を確立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

放蕩長男

7
今でこそ有名になったディズニーランドのお掃除部隊カストーディアル。中学生の頃、道徳の授業で取り扱ったことを覚えています。確かあの時は、トイレの便器一つ一つに名前を付けて、愛着を持って掃除するカストーディアルのお話だったと思います。こうやって、実際にディズニーの運営の方に解説されると、ディズニーランドの掃除が、如何にビジネス的で、システマチックかが理解できます。よく禅等で修養としての掃除が推奨されますが、それとは全く別物です。優れたサービスを提供するための、必須事項としてのお掃除。全ての業種に活かせそうです2016/07/01

Tohru Soma

2
哲学があり、教育があって、報償と評価に手を尽くしているからこそ、グッドショーを続けることができる。 汚れているから掃除をするという認識しかなかったぁ〜これまで。教室や廊下に紙くずが落ちていたらさっと拾える集団にしたい。なかなか難しそうではあるけれど。2015/08/13

よねちゃん

2
掃除は仕事であって、いまはやっている精神的な要素はアマチュアの話。 そんなに感動したところはなかった。2013/10/29

Hadsukichi

1
ディズニーは世界一清潔な場所。それをどうやって維持しているか、手法をいかに確立してきたかを綴る一冊。汚れる前に掃除するとか除雪の試行錯誤などなど如何に徹底してそして工夫をしながら今日のパークのお掃除がなされているかを実感。 自分のお部屋も汚れる前に掃除すれば...など置き換えれそうなところは実践してみようとも思えた本でした。2017/07/02

chisa

0
次にディズニーランドに行ったら、この本に書かれていたことを思い出して見てみようと思った。清掃一つとっても、企業としてのシステムや経営理念が反映されている。2017/01/16

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