出版社内容情報
辰吉丈一郎、41歳、ボクサー。今なお現役
21歳で世界王座奪取、網膜剥離、世界戦3連敗、3度目の王座奪取、
そして王座陥落――輝かしくも波瀾に富んだ20代が終わり、本人の言葉を借りるならば辰吉丈一郎は「普通のおとっつぁん」に戻ったはずだった。
ところが2002年12月、32歳にして3年ぶりのカムバックを果たし、翌年もリングへ上がる。さらに5年のブランク後、日本ボクシングコミッションの制止を振り切ってタイで試合を敢行し勝利を挙げる。日本でのボクシングライセンスは剥奪されたが、それでも、まだ現役にこだわる。
1日1食、毎日のトレーニングにより、バンタム級の体重はいまもキープしている。もう一度チャンピオンになるまで、グローブを置くつもりはないという。
どんなに逆境にあっても、決して心が折れない男・辰吉丈一郎は
どんな考えを持って生きてきたのか。本人の言葉と数々のエピソ
ードを交えながら、その知られざる不屈の精神を紹介します。
内容説明
41歳。職業ボクサー。今なお現役。栄光と挫折を繰り返し、何事にも屈しない浪速のジョーからの熱き魂のメッセージ。
目次
第1章 人生山あり谷あり(ボクは運がいい;人は誰でも変われる ほか)
第2章 困難は迎え入れろ(見たことのない景色を見たい;自分を信じる ほか)
第3章 去る者追わず、来る者拒まず(金は天下の回りもの;CM ほか)
第4章 夫として父親として(るみからの手紙;主夫 ほか)
第5章 父ちゃんとの約束(引退と復帰;父ちゃんとの別れ ほか)
著者等紹介
辰吉丈一郎[タツヨシジョウイチロウ]
1970年5月15日、岡山県生まれ。90年、プロ1年で日本チャンピオン、91年にはプロ8戦目でWBC世界バンタム級王者になる。その後、網膜裂孔や網膜剥離を患い、ブランクと再起を繰り返す。97年、シリモンコンを破り、3度目の戴冠を果たす。98年、ウィラポンに敗れ王座陥落。翌年の再戦でも敗れる。3年後に再起し、2連勝したものの、08年、日本ボクシングコミッションの年齢上限を超えたためライセンスを失う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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0607xxx
kera1019
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