小学館101新書<br> 秘訣は官民一体 ひと皿200円の町おこし―宇都宮餃子はなぜ日本一になったか

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小学館101新書
秘訣は官民一体 ひと皿200円の町おこし―宇都宮餃子はなぜ日本一になったか

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098250196
  • NDC分類 601.132
  • Cコード C0295

内容説明

きっかけは、餃子購入額日本一という昭和62年の総務庁(現・総務省)の家計調査でした。そこに最初に注目したのは、市の職員たちでした。当時、宇都宮は、「名前が知られていない」という悩みをかかえていました。そこで、「餃子で宇都宮のPRをする」というプロジェクトが、たった5人の市の職員から始まりました。官の主導で始まった企画が民のボランティアと融合して発展していく、このプロジェクトの成功を検証すると、「町おこし」の成功のキーワードが数多く見えてきます。

目次

第1章 官民一体の大事業(なぜ「餃子で町おこし」だったのか;人が動かなければ町も動かない;地域のバックアップ)
第2章 「宇都宮餃子」ブランドの確立と品質保持(話題づくり、新しい試みにチャレンジ;マスコミ=テレビという大きな追い風;宇都宮餃子ブランド化大作戦 ほか)
第3章 検証!町おこし成功のキーワード(官民のコラボレーション;モチベーションと思いやり;キーパーソンの存在 ほか)

著者等紹介

五十嵐幸子[イガラシサチコ]
フリープランナー、エディター、ライター。(株)リクルート、(株)角川書店を経て、フリーランスに。宇都宮市・栃木の文化、文芸を発信する地域誌「fooga」の編集長、宇都宮市観光会議委員などを歴任。宇都宮市の中心街をアートで飾る「街ごとギャラリーなんだこりゃDEBUT」など宇都宮をもりあげる企画の運営に多く携わる。現在、宇都宮餃子会編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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糜竺(びじく)

24
宇都宮餃子のブランドができた歴史や、そのブランドをどのように守っているのかなど、色んな奮闘がよくわかった。餃子が無性に食べたくなった。2023/01/15

C-biscuit

7
宇都宮餃子の本で、町おこしを中心に描かれている。宇都宮餃子も自然と有名であったかと思ったが、町おこしとしてに有名になったようである。あまり宇都宮に行か無いので餃子もみんみんのものを食べたくらいしか記憶に無い。 そのみんみんが結構出ていた。町おこしをするためにみんみんはかなり貢献しているようである。宇都宮餃子でみんみんを食べたというと観光客向けなので地元のひとは食べ無いと言われたことがあるが、そんなことも無いような感じである。商標やランキングなど大変であろうが、頑張ってもらいたい。餃子が食べたくなる一冊。2015/08/13

石塚 哉史

1
官と民による餃子による町おこしの経緯と展開が中心。市、観光コンベンション、宇都宮餃子会、商工会の協働について丁寧に描写。個人的には餃子会(54社)の内、輸入野菜の利用度が、香辛野菜(にんにく、しょうが)21社、葉茎菜(ネギ、ニラ)が6社というのは、一般的な外食と比較すると低くて感心しました。蛇足ですが、小生の好きな「正嗣」の記述が少なくて残念。まあ、構成上は致し方ないですが・・・。2013/08/16

チェリーブラボー

1
地域活性化の成功のプロセスを坦念に綴る好書。それぞれの局面で何がポイントだったかを考えながら読み進めていくと勉強になる。2009/03/28

itotto

1
宇都宮市民必読の一冊/ 今日は餃子を食べに行ってきます2009/02/08

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