小学館101新書
一食一会―フードマインドをたずねて

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  • サイズ 新書判/ページ数 253p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098250165
  • NDC分類 596.04
  • Cコード C0295

内容説明

生産者と提供者、食材と料理…食の出会いは人との出会い。日本の食卓の基本となる米、味噌、醤油、漬物、梅干し、納豆、昆布、かつお節などの食材は、みんな土地によってさまざまで、優劣をつけるよりも、それぞれの個性を楽しめばいいのだ。―そう自覚したときから、できるだけ多くの食の現場を訪ね、みずからたしかめ、味わい、記録したいと思った。食に関わる志(フードマインド)に出会いたくて…。いまその出会いを旅の備忘録にぴったりの俳句に託しつつ綴る「一食一会」。

目次

第1章 食の万華鏡―信州 伝統食の心
第2章 北前船ゆかりの地―北海道・道南 保存にかける心
第3章 海と山の幸―北陸 風土とフードの心
第4章 命をつなぐ保存食―関東 ものを大切にする心
第5章 地物を大切にする人々―九州 素材を引き立てる心
第6章 自然を上手につくり込む―東北 共生の心
第7章 伝統を新たに料理―関西 素材のうま味を引き出す心

著者等紹介

向笠千恵子[ムカサチエコ]
フードジャーナリスト、エッセイスト、食文化研究家。こめみそしょうゆアカデミー特別理事。俳人協会会員。『繪硝子』同人。日本のスローフードと食の現場を知る第一人者。食材、食の職人、農家や漁師、歴史、民俗、焼きものを多面的に考察しながら現代の食を探る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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niz001

3
前書きの主旨からすると本末転倒なんだけども、俳句は余計に感じる。2020/03/11

てくてく

0
フードジャーナリストである著者による各地の食の探訪記。雑誌のエッセイにあるような記事だと思ったが、あとがきでブログ連載であったことがわかった。後に残る文章は特になかったが、美味しそう、かつ、著者の食欲旺盛さがうかがえて、とぎれとぎれに、ぼーっと読むには良かった。2014/04/04

rasty

0
 『日本の朝ご飯』を書いた著者の本。本物を求めたスローフードを紹介していく旅の本。いろいろと出てきますが、アプローチは違っても求める味やお店は同じ所に向かっているように思います。遠征で結構訪れて(食べて)いる所が多いです。“緑提灯”活動に注目してみようと思います。2013/11/28

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