出版社内容情報
かけがえのない「いま」を永遠にとどめる
きらめく光、吹き抜ける風、さざめく水面、そして人生を謳歌する人々の姿・・・・・・。
かけがえのない「いま、この瞬間」を、移ろいゆく光とともに、カンヴァスの上に永遠にとどめておくための印象主義。その技法と様式は、セーヌ川流域で生み出され、育まれました。
印象主義とは、モネやルノワールら巨匠たちの「新しい美意識」が、「描かれた場所」と「描くための技法・様式」と結び付くことによって誕生したのです。
モネ、ルノワール、シスレー、ピサロ、マネ、モリゾ、ゴッホ、スーラ、セザンヌ、ギヨマン、カイユボット、そして、黒田清輝、梅原龍三郎、浅井忠、土田麦僊、小野竹喬、和田英作・・・・・・セーヌ川に魅せられた印象派とその周辺の巨匠たち、そして日本人画家たちの名画は、具体的にどのようにして生まれたのか?
印象派研究の第一人者である著者が、美麗な図版80点あまりを縦横に比較しつつ、印象派の誕生とその展開の理由をわかりやすく説明する、新しいタイプの印象派入門書。
島田 紀夫[シマダ ノリオ]
著・文・その他
内容説明
かけがえのない「いま、この瞬間」を、移ろいゆく光とともに、カンヴァスの上に永遠にとどめておくための印象主義。その技法と様式は、セーヌ川流域で生み出され、育まれました。モネやルノワールら印象派の巨匠たちの「新しい美意識」が、「描かれた場所」と「描くための技法」と結びついて、いかにして名画を生み出したのか。黒田清輝や梅原龍三郎ら日本人画家たちへの知られざる影響を含め、印象派研究の第一人者である著者が、美麗な図版の数々を縦横に比較しつつ、わかりやすく説明します。
目次
はじめに―セーヌの印象派
第1章 印象派の種が蒔かれた土地―ロワン川とフォンテーヌブローの森
第2章 風景画から読み解く時代の変化―マルヌ河岸とパリ
第3章 印象派の聖地―アルジャントゥイユ
第4章 印象主義が生み出された場所―シャトゥーからブージヴァルへ
第5章 セーヌ川にたどる近代絵画の流れ―サン・ジェルマン・アン・レーからル・アーヴルへ
第6章 セーヌ川に魅せられた日本人画家
感想・レビュー
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June
m
H2A
ヴァンさん@NEWマンガ雑誌の読書会
姫
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- 電子書籍
- 最後にひとつだけお願いしてもよろしいで…