出版社内容情報
何かを始めるときに「よいしょ」、気合いを入れて「よいしょ」、みんなでわいわい「よいしょ」、元気のもと「よいしょ」を合い言葉に生き物たちの「よいしょ」を素敵なネイチャー写真と心のひびく言葉でつづります。
工藤 直子[クドウ ナオコ]
翻訳
ネイチャー・プロダクション[ネイチャープロダクション]
著・文・その他
著者等紹介
工藤直子[クドウナオコ]
1935年生まれ。詩人、童話作家。2004年、巖谷小波文芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
91
心がニコニコ、笑顔が一杯、よいしょ よいしょ よいしょぉぉ!字の大きさは…中。みてみて 大好きな工藤直子さんの詩を借りて来ました。ページを開けると「よいしょ」が目に飛び込んできました。読んで行くと、心が温かくなり、顔がほころび、ニッコリしてきます。力が湧いてきます。何回も、黙読したり、音読したりと読んでいます。読むたびに、心がニコニコしてきます。本の大きさは、A5版用紙より少し小さい大きさを縦に。見開きに綺麗な、意外な動物や植物、風景の写真に工藤さんの詩がよりそっています(⌒-⌒)ニコニコ...2021/08/05
モリー
80
「よいしょ」は、力を込めるときの掛け声。後ろに「する」を加えると違う意味になるので要注意。(笑)詩人、工藤直子さんのオリジナル聞き耳頭巾を通して周囲に耳を澄ませば、あちこちから「よいしょ」って掛け声が聴こえてきます。小さな虫から大きな動物まで「よいしょ、こらしょ」と踏ん張って生きる姿に気付かされます。花も、木も、雲も「よいしょ」って掛け声を発しています。どの頁にも、思わず応援したくなる「よいしょ」の写真と詩が並んでいて甲乙つけ難いのですが、写真の好みで選ぶなら、私は歌う鳥の「よっこら・よいしょ」が好き。2021/02/23
takaC
54
胸糞悪い小説を読んだ後だけにいっそう爽やかな気持ちになれた。2018/11/07
東谷くまみ
42
愛しい愛しい、愛しい命❣️こんなに地球は喜びで溢れているんだなぁ。命の躍動感、美しさ、広がり…全部読み終わった後には心に元気が満ちてくる。虫の羽音、夏の空気、森の呼吸。被写体の息づかいまで聞こえてきそうな写真に圧倒された。そこに工藤さんの歌うようなリズミカルな詩が添えられて…なんて贅沢な写真集。これはずっと手元に置きたくなっちゃうなぁ。もし読まれる方がいたら…最後の「よいしょ」は、晴れた日に寝転がって仰向けで読んでみてね😉✨2021/01/31
papapapapal
34
まずは表紙のかえるちゃんでしょ?それから踏ん張るオオセッカくんに、ひっぱるアリさん、むくむく入道雲、イグアナによじ登るトカゲ君に、きのこの赤ちゃん、ブナの木まで! 詩人・工藤直子さんにかかれば、自然界はこんなにも力強く、生命力に溢れてて、そして何より可愛らしくて! 生命力は癒しだね…いや、雲までかわいいって、なんなのよ、もう!!2021/03/17