出版社内容情報
おへそのボタンを押すと口からくもをだすかえるが巻き起こす珍騒動!
コミカルなキャラクターのかえるのごんが、テンポよく繰り広げる旅の物語。おへそのボタンを押すと雲がでるという武器で、人間たちとたたかいます。ちひろ美術館で、すべての原画が見られる赤羽末吉の傑作絵本です。
内容説明
世界の絵本画家たちの秀作を集めた、“ちひろ美術館コレクション”から生まれた絵本。おへそのボタンを武器に、ごんが巻き起こす珍騒動。赤羽末吉の傑作コミカル絵本。
著者等紹介
赤羽末吉[アカバスエキチ]
1910年東京の神田に生まれる。32年旧満州に渡り、独学で絵を学ぶ。戦後帰国し、アメリカ大使館に勤務しながら子どもの本の挿絵を手がけ、50歳で初めての絵本『かさじぞう』を出版。以後80歳で亡くなるまで、絵本制作に精力を傾け、『だいくとおにろく』『スーホの白い馬』『つるにょうぼう』(以上福音館書店)、『そら、にげろ』『わらべうた』(以上偕成社)、『源平絵巻物語全十巻』(講談社)『ほうまんの池のカッパ』(銀河社)など、多数の秀作をのこす。80年、それまでの絵本の業績に対し、国際アンデルセン賞画家賞に日本人ではじめて選ばれた
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツキノ
18
2001年3月発行。復刊されたおへそがえるごんの3巻セットを持っているのだけれど、ちひろ美術館コレクション絵本ということで再構成されているというので購入。ごんのマスキングテープもナルニア国で買いました。ごん、いいよね!(E56)2021/02/16
Lesen
13
おへそがあるカエル、ごん。このおへそを押すと。。。ユーモアたっぷりの愉快な話でした。大一声が「このカエルかわいい」でした。読み終わった後、悪戯で次男のおへそを押してみた(笑)「俺のおへそは何もでないよ」意外に冷静な答えが返ってきた。2017/03/27
あい
13
これは愉快!発想がおもしろい!カエル好きの我が子たちも大うけでした!5年生の読み聞かせ用を探していて教科書に紹介されていたので借りてみました。途中マンガになり、絵が小さいので読み聞かせには無理だなあ〜。残念!2013/03/04
ふじ
12
シリーズ3作が絵巻絵本として再販されたので、旧作から読んでいます。おへそがあるかえる、ごん。得意技はおへそを押すと口から出るくも。とぼけた可愛らしさがある赤羽さんの絵が大好きです。こっちのバージョンは所々絵が大きく得した気分になれる。2020/07/03
遠い日
11
漫画のようなコマ割りで、展開も早いお話。おへそのあるかえるのごんと、少年けん、手のあるヘビのどんの出会いはこの巻にあった。ぽんこつ山のぽんたとこんたとの関係も判明。好きだなぁ、ごん。おへそボタンでぱくぱくぱく、もくもくもく。2016/08/01
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