出版社内容情報
心ほんわか! お魚たちの楽しい世界!
かくれんぼの苦手なハコフグのプクプク。なんとか勝とうとして大きなトラブルをおこしてしまい…。テレビでおなじみ、日本一のお魚博士「さかなクン」がその豊富な知識で描いた、心温まるお魚イラストストーリー!
内容説明
ハコフグのプクプクと海のなかまたちの心温まる友情をユニーク&ユーモラスに描いた、さかなクン初のオリジナルイラストストーリー。
著者等紹介
さかなクン[サカナクン]
本名・宮沢正之。1975年8月6日生まれ。千葉県館山市在住。テレビ東京「TVチャンピオン・全国魚通選手権」5連覇、日本の魚を中心に3500種以上の魚を知りつくした「日本一の歩くおさかな図鑑」。朝は漁に出て、昼に魚の図鑑を読み、夕方に魚のイラストを描き、夜ご飯は魚、と魚づくしの毎日。TBS「どうぶつ奇想天外!」他、テレビ、ラジオ、雑誌、新聞などあらゆるメディアで活躍中。全国漁業協同組合連合会密漁禁止キャンペーンイメージキャラクター、館山市おさかな大使などもつとめている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
41
絵本。さかなクンらしい内容です。読み聞かせには向かなそうですが、お魚のことも分かっていい感じ。お魚の生態を知っているからこんなお話が作れるんですね。2016/05/07
遠い日
5
独特のリズムを刻む文体は、さかなクンのこだわりかな。たわいないお話の中に、海の生態系の捕食関係や、その個体の特徴なども織り込まれ、やはり彼でなければ描けないお話なのですね。2017/08/26
sorim
3
図書館本。さかなクンの描く海の生物たちは、どの生き物もなんとも言えず表情豊かで、今にも動き出しそうにダイナミックだ。特に目への光の入れ方にはいつも感心する。生き物全てにそれぞれの得意技があり、役割がある。そんなことを教えてくれる絵本。2016/06/09
shinobu
2
読み聞かせ。魚の知識は伊達じゃなく、優しく可愛らしいディフォルメにも関わらず、要所要所でリアリティが見え隠れ。タレント本にありがちですが、構成センスが悪くて読みづらいものの、生態観察がしっかり為されているので、なかなか楽しめるメルヘンです。七五調のせいか、文章の雰囲気がピーマンマンに似ています。2010/04/25