小学館児童出版文化賞受賞作家シリーズ<br> みつばちマーヤの冒険

個数:

小学館児童出版文化賞受賞作家シリーズ
みつばちマーヤの冒険

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年05月25日 09時23分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A4判/ページ数 56p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784097270423
  • NDC分類 E
  • Cコード C8771

出版社内容情報

本ものの"みつばちマーヤ"が、今、飛び立ちます。

フランスのファーブル愛好家から"プチ・ファーブル"と親しまれている細密画家、熊田千佳慕氏が馬の毛3本の絵筆を駆使して5年、ついにあのワルデマル・ボンゼルスの名作"みつばちマーヤ"を美しい絵本として完成させました。 マーヤの誕生から、スズメバチの大攻撃によって全滅させられそうになったみつばちの国を救うまでの数々の冒険が、超細密であるにもかかわらず、物語性豊かな、心暖まるタッチで描かれています。登場する虫も草も花も、すべてのものが自然の中からそのまま飛び出してきたような錯覚さえ感じます。その中でピンクのリボンをつけた可愛らしいマーヤは、自由を求めて飛び回ります。マーヤは他の虫たちとの多くの出会いから友情の素晴しさと自然のきびしさを学び、そして何よりも勇気の大切さを学ぶのです。 現在85歳の熊田千佳慕氏は、6年前に「ファーブル昆虫記」を描いた絵で、小学館絵画賞を受賞しました。そしてその時、"最後の大作"としてこの"みつばちマーヤ"にとり組んだのです。時には順調に、時には行きづまりながらも馬の毛3本の絵筆をはなすことはありませんでした。 5年の歳月をかけて完成した30枚の名画をゆっくり味わっていただきたいと思います。そして、自分もマーヤになって大自然の中を飛び回り、ボンゼルスと熊田千佳慕の世界を旅して欲しいと願っています。

熊田 千佳慕[クマダ チカボ]
イラスト

ワンデマル・ボンゼルス[ワンデマルボンゼルス]
原著

内容説明

第38回小学館絵画賞受賞画家、熊田千佳慕が5年の歳月をかけて完成させた感動の名作絵本。本もののマーヤの旅立ちです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

302
原作はドイツのワルデマル・ボンゼルス、絵は熊田千佳慕。お話は、集団生活を送るみつばちの生態を反映していないが、一方の絵は、とりわけ昆虫の描写は細部にいたるまで徹底してリアルである。オニヤンマをはじめ、それぞれの昆虫の質感の表現も見事。時として、これに対置する花も美麗の極み。子どもたちはみつばちマーヤの冒険にワクワクするとともに、これらの美しい絵にも魅了されていくのだろう。2023/10/02

がらくたどん

65
クマチカ先生の「みつばちマーヤ」物語自体はマーヤの誕生から花や虫との出会い・スズメバチとの攻防・女王への謁見までの26場面ダイジャスト。簡略なテキストから自然の深くて広い世界に誘う美しい細密挿画が素晴らしい。昆虫の産毛・草花の葉脈・ギンバエのハンスを捕食するトンボのシュヌックの鋭い口器までが残酷なほどにリアルだが擬人化を抑制された虫たちの仕草は想いを寄り添わせ写実だけではない自然への情愛みたいなものが漂う。「私は素晴らしい画家になることより、花や虫の言葉がわかる画家になりたかった」という後書の言葉が印象的2023/01/11

毒兎真暗ミサ【副長】

24
1912年、みつばちマーヤが世界に発表され、その84年後。熊田千佳慕が色を施し、生まれ変わった絵本。色鉛筆で繰り広げられる昆虫世界は、文と時間差を持たさせることで美と衝撃の濃淡を繰り広げる。陽の光。華の闇。薔薇の露。虫の悲哀。マーヤのリボンが揺れる。おかあさん。強くなって、帰ってきたの。あなたを、守るために。2024/01/14

22
リアルな絵だ。とんぼやスズメバチがリアル過ぎて不気味なほど。とんぼが「人間の子供の男の子が一番恐ろしい」と言ったシーンで、なぜ?と疑問を持った息子に、「捕まえて虫かごにいれちゃうのは、大人よりも子供、女の子よりも男の子だよね」と教えた。普段から我が家では、自然の生き物は捕まえても、観察したらすぐに逃がすように決めているので、むやみやたらに虫を殺したり捕まえたりする息子ではないが、虫の気持ちを改めて感じたようだった。でもやはり男の子、いろんな虫のイラストに見とれていた。2012/05/06

ヒラP@ehon.gohon

19
文章部分が絵の傍らに置かれ、文章のないページが多く配され、ただただ圧巻の昆虫世界が繰り広げられる、画集のような力作絵本です。 迫力がありすぎて、怖いシーンもあるのですが、熊田さんの昆虫愛が隅々まで描き込まれていて、お話そのものはシナリオのような感じさえさせました。 解説で、クマバチがスズメバチに置き換わったことも納得です。2019/10/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/194972
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品