出版社内容情報
暗い峠道で、牛方は山姥と出会います。運んでいた鯖ばかりか、牛までも食べられた牛方は、命からがら逃げます。やっとたどり着いた家は、なんと…。千葉幹夫先生の文章とスズキコージ先生の絵でお贈りします。
千葉 幹夫[チバ ミキオ]
著・文・その他
スズキ コージ[スズキ コージ]
イラスト
内容説明
くらくなったとうげみちで、うしかたはおそろしい山んばに出くわしました。もっていたさばをぜんぶたべられ、ついにはうしまでたべられて、いのちからがらにげたさきは…。
著者等紹介
千葉幹夫[チバミキオ]
1944年、宮城県生まれ。児童書編集者を経て、創作活動に入る。日本の妖怪の研究にも力を注いでいる。『舌ながばあさん』(小学館)で、第33回講談社出版文化賞絵本賞受賞
スズキコージ[スズキコージ]
1948年、静岡県生まれ。『エンソくんきしゃにのる』(福音館書店)で、第36回小学館絵画賞、『おばけドライブ』(ビリケン出版)で、第35回講談社出版文化賞絵本賞、『ブラッキンダー』(イースト・プレス)で、第14回日本絵本賞大賞受賞。他、受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nakanaka
62
スズキコージさんの絵に惹かれて借りてみました。いつもよりスズキワールドは抑え目な印象ですかね。日本昔話ということですが、牛方と山姥の話は聞いたことがありませんでした。山姥の頭の悪さだけが残った印象。2019/04/09
ヒラP@ehon.gohon
16
【再読】スズキコージワールドの「うしかたやまんば」は、えたいの知れないド迫力です。絵に負けないように語らねば。2021/01/13
ヒラP@ehon.gohon
14
Sカフェで読み聞かせしました。2023/02/22
あおい
14
5年生の読み聞かせに使用。塩サバや牛をバリバリと食べるやまんばの迫力!スズキコージさんの絵がピッタリ。火の神のフリをしてやまんばを騙す場面も面白い。2017/01/24
魚京童!
11
やまんばすげー喰うな。2015/07/30
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