出版社内容情報
おばけの赤ちゃんがやってきた!
町いちばんのこわがり、ブルブルさん。こわいときにものすごい悲鳴をあげることで有名です。
そんなブルブルさんのもとに、おばけのママがやってきました。町の噂を聞きつけて、赤ちゃんを預かってほしいと頼んだのです。
じつはおばけの赤ちゃんは、人間の悲鳴を食べて大きくなるのでした。ブルブルさんがいやがってもどこかでママが見張っています。もっと怖い思いをすることになるでしょう!
しかたなく預かることにしたブルブルさん。それからというもの、ブルブルさんはおばけの赤ちゃんを見るたびにとびきりの悲鳴をあげて、赤ちゃんはその悲鳴を食べてすくすくと育っていきます。
ある日のこと、赤ちゃんはバスケットのなかから転がり落ちてしまいました。まだ自分ではよく動けません。
ブルブルさん、どうしましょう…?
あさくら まや[アサクラ マヤ]
著・文・その他
内容説明
おばけのあかちゃんは、ひめいを食べて大きくなります。たいへんなこわがりのブルブルさんがあげるひめいは、おばけのあかちゃんにとって栄養満点なごはんなのでした!
著者等紹介
あさくらまや[アサクラマヤ]
1980年東京都生まれ。武蔵野美術大学卒業。フリーのアニメーターとして映像制作に携わりながら絵本ワークショップ「あとさき塾」で学ぶ。映画『小野寺の弟・小野寺の姉』『泥棒役者』で劇中絵本とアニメーションを制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
わむう
14
超怖がりのブルブルさんがお化けの赤ちゃんを預かることになりました。赤ちゃんのごはんは誰かの悲鳴。最初はブルブルさんの悲鳴だけですくすく成長していく赤ちゃんでしたが、すっかり赤ちゃんが可愛くなったブルブルさんはもう悲鳴をあげません。ごはんがなくなった赤ちゃんのために自分の家をお化け屋敷として解放して赤ちゃんのために悲鳴を集めるブルブルさんでした。2018/10/17
たーちゃん
12
息子は「キャーって声を食べてるんだ」と言っていました。2023/09/27
こゆ
10
新小4に読み聞かせ。とても怖がりなブルブルさんの元にお化けが赤ちゃんを預けていく。ブルブルさんの悲鳴をごはんにして、すくすく大きくなるおばけの赤ちゃん。やがて赤ちゃんが可愛く思えてきたブルブルさん、赤ちゃんのためのアイデアが素敵。でも家にお化けの赤ちゃんがいたら怖いけど、お化け屋敷であの赤ちゃんを見たら…あんまり怖くないかも(;´∀`)最後はちょっぴり切ない。2023/04/03
マツユキ
3
怖がりのブルブルさんが、お化けの赤ちゃんを預かることに…。ああ、それでか!懐かしめの絵柄にも、ほっこり。2018/08/31
しい
2
絵の構図が好き♡おばけがどんどん成長していく姿がかわいい。読み終わった後「この本シリーズである?他のも読みたい」と言って気に入ってくれたみたい。なかなか気に入る絵本に出会うのは難しいけど、こうやってお気に入り絵本が見つかるとやっぱり嬉しい。2018/11/07
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