出版社内容情報
言葉遊びを楽しむ、はじめての落語えほん。
学校公演やワークショップなどで子どもに落語の楽しさを紹介してきた噺家・入船亭扇里氏が原作を担当、『おトイレさん』『カレーちゃん』など多数の絵本で人気のきたがわめぐみ氏が絵を担当した、「はじめての落語えほん」。
落語に独特の言い回し「なぞかけ」をお題に、かわいらしい動物たちのお話が展開します。
「ズボンとかけまして、ほうきとときます。そのこころは?」
「字とかけまして、いびきとときます。そのこころは?」
かけ言葉やだじゃれの面白さを通して、日本語の不思議と奥深さを味わえる言葉あそび絵本です。
内容説明
「なぞかけ」ってなあに?“じ”とかけまして“いびき”とときます。そのこころは?こんなおもしろいいいまわしのことばあそびが落語にはあります。落語家・ぽん太のなぞかけがたのしいおはなしえほんになりました。
著者等紹介
入船亭扇里[イリフネテイセンリ]
落語家。平成8年九代目入船亭扇橋に入門。前座名は「扇ぱい」。平成12年二ツ目昇進。「扇里」と改名。平成22年真打昇進。寄席や落語会のほか、学校公演や子どもとのワークショップなど、いろいろなところでおしゃべりしている
きたがわめぐみ[キタガワメグミ]
絵本作家。幼稚園教諭として就職するが骨折のため退職。絵本を描きはじめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
19
テレビやラジオで時折耳にするなぞかけの入門絵本です。 軽い気持ちで、読み聞かせの中に盛り込もうと思ったら、だんだん難度が上がってきて、滑らかにはいかないような気がしました。 なそかけの説明から必要な子どもたちには、とっつきが難しいのでしょうか。 絵がとてもかわいいのが救いです。2019/03/09
遠い日
12
「なぞかけ」8つ。ことばの背景にあるもの、ことばの意味などを考えなければならないので、案外頭はフル回転。語彙だけでは勝負できないし、やわらか頭が必要です。2015/11/13
jenny
5
550冊目 小1長男チョイス。気に入って読んでた。ケーキ屋さんのと、うどんのが難しかったな〜 #2歳 #6歳 #8歳 #読書 #絵本 #児童書2023/08/19
しい
4
小学校でなぞかけを知った息子。ちょうどいい絵本があってよかったです。なかなか難しいけど再読して全問正解を頑張っていました。2019/07/30
nori
4
仕事用に購入。最初の2つだけしか分からなかった。考える力がつきそうな絵本。まずは理解できなくても、読んでいこうと思う。繰り返すうちに、言葉の意味を考え気づいてくれるといいなと思う。読んでもらってボーっと聞くばかりでなく、考えたり答えを発表しあえる教材になりそう。日本の古典芸能を知るきっかけに良さそう。2015/10/21