出版社内容情報
目の錯覚で楽しむ、モンスターvs．妖怪！
目の錯覚を利用した絵画は「トロンプイユ（フランス語）」や「オプティカル・イリュージョン（英語）」と呼ばれ、西洋では昔から盛んに行われ、楽しまれてきました。また今日の日本でも、目の錯覚を利用したふしぎ絵は、百貨店等のイベントや常設施設まで現れ、子ども達にも大人気です。しかも脳科学が進んだ近年、目の錯覚や脳の勘違いを誘うその技術は急速に高度になっています。そうした新しい錯視を、「技術」と「美術」の両立を目指して、絵本のなかに盛り込むように試みたのが本書です。
もちろん読者の方々は、そんな小難しいことを考えないで、いつもの絵本のように楽しんでいただければ大丈夫！ また子どもだけでなく、おとなも楽しめます！ 読んで楽しく・見て美しく・脳も驚く…そんな新しい絵本の世界を構築します。
内容説明
「ＯＰＴＩＣＡＬ ＩＬＬＵＳＩＯＮ（英語で目の錯覚のこと）の貴公子」マシュー・ラビリンスが、ついに日本上陸！進化した「だまし絵」がいっぱいの、楽しんだりビックリしたりできる絵本が登場！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユリイカ
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だまし絵トリックアートを扱った本ですが、お話も充実しています。なかなか見かけない、珍しいだまし絵も多く含まれていて楽しめます。お話は、西洋のモンスター達が日本に襲来。日本のお化けとの攻防となりそうですが、実は、、。いつの時代も戦いを望んでいるのは、ほんの一握りの人たちだけ。世相的にも面白いと思いました。お勧めの一冊です。2015/09/04
