出版社内容情報
子どもたちの未来のために読みたい原発絵本
3.11の福島第一原発事故以降、私たちは放射能汚染の恐怖と向き合いながら生活していかなければならなくなりました。特に放射能の影響を受けやすい子どもを持つ親たちは、未来を案じ大きな不安を抱えています。
そんななか、子育て中の母親たちを中心にインターネット上で大きな反響を呼んだ作品があります。「たしかにべんりになるけれど これは『ばくだんになるもの』じゃないの?」--そんな人々の不安の声はどう封じられ、どうやって原発が作られてきたか。3.11以降、人々の生活はどう変わってしまったか、数世代先の未来に何が起こるのか。
著者は小さな子供を持つ主婦と会社員の男性というごく普通の人たちです。ひらがなだけの文章と絵で綴られている本作は、ブログ公開とともに大きな反響を呼び、小さな子どもの母親たちを中心に共感の声が寄せられました。このたび、その話題作の絵と文を描き直し紙の絵本オリジナル版として刊行します。
本作に描かれる未来は、決して明るいものではありません。けれど、子どもから大人まで、ぜひ多くの方に読んでいただき、その未来を明るいものにするには何をすればいいのか、みんなで考えてほしいと思います。
たかはしよしこ[タカハシヨシコ]
著・文・その他
かとうはやと[カトウハヤト]
イラスト
内容説明
福島の悲劇をくり返さないために。未来の子どもたちのために。ブログ、YouTubeで大反響を呼んだ脱原発の詩が絵本になった。
著者等紹介
たかはしよしこ[タカハシヨシコ]
1975年生まれ。東京都出身。中学卒業後から、シェアハウスなどで生活しながら路上ライブを行う。2001年に結婚し、長女を出産。06年より子育て中の母親たちによるゴスペルグループ「sister☆sister」を主宰、デイケアサービスや地域のお祭りなどでボランティア活動を行う
かとうはやと[カトウハヤト]
1974年、静岡県生まれ。千葉県育ち。専門学校で美術を学び、現在は会社勤務。妻、小学1年生の長女がいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ヒラP@ehon.gohon
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
ゆにす
退院した雨巫女。
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