出版社内容情報
なるべく笑って、なるべくけんかしない!
新しい年、季節にあたり、おひさまが動物たちに問いかけます。「新しい年、みんなどうしたい?」動物たちは「なるべくけんかをしない」「なるべくきらいって言わない」「なるべく笑う」…口々に言います。おひさまは「なるべくっていうのがいいね。わたしもなるべく顔を出すようにしようね」と笑います。
無理をせずに、できるところからやっていこう。いろんな人を認め合おう。中川ひろたかさんのピースフルな文章に触発されて、片山健さんが愛があふれる絵をつけてくれました。
小さな子どもからお年寄りまで、ラブ&ピースを信じるすべての人に手にとっていただきたい一冊です。
内容説明
読み聞かせ絵本雑誌「おひさま」からうまれた、ラブ＆ピースがあふれる絵本。おっとりさんも、やんちゃさんも、いつだっておひさまが見守ってくれてますよ。
著者等紹介
中川ひろたか［ナカガワヒロタカ］
１９５４年、埼玉県生まれ。絵本作家、ミュージシャン。Ｄ１だじゃれグランプリやＡ１あそびうたグランプリなども主催、多彩な活動を展開。四條畷学園短期大学客員教授
片山健［カタヤマケン］
１９４０年、東京都生まれ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP＠ehon.gohon
28
初日の出に向って、いろんなものたちが一年の決意を述べます。 それが、「きっと…」や「必ず…」ではなくて、「なるべく…」というゆるさなのがとても良いと思います。 おひさまもとても微笑ましそうです、 このまったり感、お正月でなくても使えますね。2021/08/21
anne＠灯れ松明の火
25
読友さんご紹介で、予約。海から、山から、おひさま ぽん！ 初日の出だね♪ 新しい年になり、おひさまは、「ことし みんなは どうしたい？」と尋ねる。みんなは、「なるべく 〇〇する」「なるべく〇〇しない」。”絶対”でなく、”なるべく”。肩の力が抜けていて、ゆるくて、とてもいい。片山健さんの絵も、ゆるくて、いい♪ 文字も少なく、大判なので、未就園児さんのおはなし会でも行けるかなあと思ったが、やはり「なるべく」の良さがわかる年齢がいい。敬老会の候補にしていたが、コロナで中止(涙) なるべく来年は読みたいな(笑)2022/01/13
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
17
新年にピッタリの絵本。「おひさま ぽん！」が癖になります。初日の出を拝むことは子どもたちにはなかなか経験できないことかもしれません。暗い中徐々に明るくなりお日さまを待つ厳かな時間を経験させてあげたいですね、なるべく（笑）2021/08/06
遠い日
11
新しい年を迎える嬉しさに、ちょっぴり控えめな決意表明。ゆるく、「なるべく」で、自然体でいきましょう。そう思うと、心も軽やか、余裕も出てくる。2018/08/09
ぱお
11
なるべく・・・っていうのがいいね(^^♪おひさまと同じこと、思いました♪2014/02/22
