死のほん

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  • サイズ B5判/ページ数 40p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784097264040
  • NDC分類 E
  • Cコード C0771

出版社内容情報

川上麻衣子訳スウェーデン流おくりびと絵本

スウェーデン流性教育絵本「愛のほん」に続き、スウェーデン生まれの川上麻衣子さんがスウェーデンのベストセラー絵本作家ペニラ・スタールフェルトさんの「死のほん」を翻訳しました。生きること=愛と性というテーマの対局として、死とは何かという根源的な問いをユニークな感性で絵解きしており、その内容の深さからドイツ児童文学賞のノンフィクション部門にノミネートされました。「死ぬことを理解するのは、むずかしいの・・・。それはあなたが小さいせいじゃなくて、大きくても同じ」と本文にあるように、子供のみならず大人にまず読んでいただきたい作品です。ペニラさんの作品は世界14カ国ですでに翻訳されており、川上さんが15カ国目の日本語に初挑戦しました。

【編集担当からのおすすめ情報】
普段にあまり意識することのない「死」という現実。そのことをどのように解釈し、受けとめ、また子供に伝えていくかという問題に、正面から向き合った作品です。北欧という国柄もあるのか、ある意味非常にドライかつシンプルに捉えており、宗教や民族を越えて描いています。「愛のほん」同様に、老若男女あらゆる方に読んで語っていただきたい1冊です。

ペニラ スタ-ルフェルト[ペニラ スタールフェルト]
著・文・その他

川上 麻衣子[カワカミ マイコ]
翻訳

内容説明

死ぬことを理解するのは、むずかしいの…それは、あなたが小さいせいじゃなくて、大きくても同じ。「死ぬこと」をどう伝えますか?スウェーデンのベストセラー絵本を川上麻衣子が翻訳。

著者等紹介

スタールフェルト,ペニラ[スタールフェルト,ペニラ][Stalfelt,Pernilla]
1962年生まれ。ウプサラ大学とイェルレスボリィ美術学校で文学と美術を学ぶ。現在ストックホルム現代美術館で美術館インストラクターとして勤務しながら絵本をかく。96年に「毛のほん」でデビューし、ノンフィクション部門を刷新したことが評価されエルサ・ベスコフ文学賞を受賞。その後、「うんちのほん」(97年)が大ヒットし、「死のほん」(99年)はドイツ児童文学賞のノンフィクション部門でノミネートされた。「愛のほん」(2001年)ではスウェーデンのエクスプレッセン紙の最優秀児童文学としてヘッファ・クルンプ賞を受賞するなど高い評価を得る

川上麻衣子[カワカミマイコ]
1966年2月5日スウェーデン・ストックホルムで生まれる。女優、ガラス・アーティスト。インテリア・デザイナーである両親の関係で日本とスウェーデンを行き来する生活を送る。玉川学園中学部に在学中の80年にNHKドラマ「絆」でデビュー。その後「3年B組金八先生」「青が散る」「うれしはずかし物語」ほか、TVドラマ、映画、写真集、舞台、バラエティと幅広く活躍。映画「でべそ」では日本映画プロフェッショナル大賞主演女優賞を受賞。近年は小樽のガラス工芸に魅せられ、自らがデザイン制作した作品を次々と発表し、定期的に個展を開いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひらちゃん

58
死という難しいテーマを優しい気遣いとユーモアでもって淡々と綴っている絵本です。著者の気持ちに共感。死を様々に解説しているのに暖かい気持ちになれます。ヨシタケさんの本にも通づる感じ。シリーズなんですね。「愛のほん」「うんちのほん」「暴力のほん」など生きるテーマで書かれているみたい。他のも読んでみたいです。2017/10/31

栗 餡子

18
大人になっても死は分からないもの。でもむやみに恐れることなく自然な事として受け入れる姿をスウェーデンのペニラ・スタールフェルトがやさしい語り口とユニークなイラストで一冊の絵本にしてくれました。翻訳は女優の川上麻衣子。スウェーデン生まれとは知ってましたが、こんな活動もしていたのですね。2015/11/04

どあら

15
死ぬことを前向きに考えられる絵本だなと思いました。2015/11/19

アキ

13
翻訳者が「その説明のつかない心の震えを感じたくて毎回足を運ぶ」ストックホルム郊外の「森の墓地」。「深い森の中、火葬場へと続く一本の細く長い道を歩いていると、人間が一生を終えて土に還っていく事を瞬間的に思い出させてくれる」その共同墓地の休憩所にあったこの本。スウェーデン生まれで日本人にはない感性の持ち主である気がする女優 川上麻衣子さんの翻訳だったことに興味を惹かれたけど、「うんちのほん」「毛のほん」「暴力のほん」「愛のほん」と生きるうえでの根っこに連なるシリーズ本があることで、今は作家さんも気になります。2013/04/04

けいねこ

9
死とはどんなものか、どんなことなのか、いろいろな言い方で語った絵本です。死がどんなものか、はっきりわかっていないこと、いろいろなとらえ方があることを決めつけることなく語っているところに、好感が持てます。2013/03/19

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