内容説明
たぬきが化けた守くんと、2年4組のみんなや動物たちとのわくわく、不思議な毎日。「小学生」のたぬきのおもしろジンワリ物語。
著者等紹介
市川宣子[イチカワノブコ]
神奈川県出身。『ケイゾウさんは四月がきらいです。』で第56回小学館児童出版文化賞を受賞
飯野和好[イイノカズヨシ]
埼玉県出身。セツ・モードセミナーで学ぶ。『小さなスズナ姫』で第11回赤い鳥さし絵賞、「ねぎぼうずのあさたろう」で第49回小学館児童出版文化賞を受賞。土のにおいや風を感じる絵は人気が高く、作品多数。読み聞かせや講演も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
chiaki
34
冒頭から惹かれます。人間には"ただの人間"と、"たぬきが化けてる人間"の二種類があるんだそうで!笑 小学校に飼育された動物たちを守るため人間に化けたたぬきの山田守くん。カエルや猫、うさぎなどなと、様々な動物たちの危機に駆け付けては懸命にその任務を果たします。中でもオニヤンマの羽化の場面は特に印象的。その瞬間に立ち会えたこと、クラスメイトにとってもひとなつのいい思い出になっただろうな。「いろんなやつがいて、みんな、助けたり、助けられたりするうちに、なかよくなる。友だちになるんだ。」飯野さんの絵、さすが強い!2020/11/22
のり
17
山田守くんはたぬきが人間に化けている(笑) さる先生は?!え?たぬきなのかな。 町を守る、動物に振り回される、頑張る化けたぬき。可愛い。2020/08/09
いろ
13
児童書「ケイゾウさんは四月がきらいです。」がとってもとっても面白かった市川宣子さん児童書,タイトルの感じも似ている?ので期待して借りる。内容は「ケイゾウさん…」ほど軽快で笑いが多いわけではなかったけど,学校ものでもあり,トンボを羽化させる話など生き物の成長に関わる話もいくつかあって,8歳男児はかなり満足しているみたいだった。狸(達?w)が化けて人の世界に紛れている理由も含め,ハートウォーミングな展開は健在。最後の話でサル先生と守君の足跡に息子大ウケw2016/05/24
anne@灯れ松明の火
10
市川さん追っかけ中。人間には2種類いる。ただの人間と、たぬきが化けてい人間。え?ホント?(笑) 山田守くんは、たぬきが化けた人間で、町に住む動物の暮らしを守っている。6つの短編、どれもが愉快で、オチも効いているし、大切なメッセージも伝わってくる。飯野さんの濃い絵も合っている(^^) お父さん、さる先生、クラスの仲間も、いい味出している♪ 守くん=通称ポン太、これからも頑張ってね! 2013/12/06
亮さん
6
人間に化けた狸の生徒と人間に化けた猿の先生。猿の先生はなんだかんだやで助けてくれて。狸と猿の組み合わせなかなかない。続編で狐の生徒もでてきたら面白いかも。2016/07/23
-
- DVD
- 理想の結婚




