出版社内容情報
あるところに大きな大食らいの猫がおりました。はらぺこねこは、出会う人や動物を次々と飲み込み、やがて月や太陽まで飲み込んでしまいます。スズキコージさんのスケールの大きな絵も魅力的な北欧の民話です。
木村 由利子[キムラ ユリコ]
著・文・その他
スズキ コージ[スズキ コージ]
著・文・その他
内容説明
あるところに、ぎょっとするほど大きくて、どうしようもなく、大ぐらいのねこがいました。はらぺこねこは、お百しょうさんをたべ、おかみさんとめ牛をたべ、それでもまだはらぺこなので、出会う人や動物たちを、どんどんぺろり!ついには…。北欧に伝わるお話です。
著者等紹介
木村由利子[キムラユリコ]
1947年、大阪府生まれ
スズキコージ[スズキコージ]
1948年、静岡県生まれ。『エンソくんきしゃにのる』(福音館書店)で第36回小学館絵画賞、『やまのディスコ』(架空社)で第12回絵本にっぽん賞、『おばけドライブ』(ビリケン出版)で第35回講談社出版文化賞絵本賞を受賞。他受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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chiaki
38
今月のねこの日にちなんで2年生で読み聞かせ。同クラスでは先週『かえるをのんだととさん』を読み聞かせしたので、“飲み込む系”の昔ばなしとして紹介。月も太陽も飲み込んじゃうので、「胃袋どないなってんねーん!」「もうねこちゃうやん」などなど、ヤジ飛びまくり…。男子児童さんたちはとても好きそうですが、女子児童さんたちの反応はよろしくない。ラストの雄ヤギの登場に、がらがらどんを思い出してくれた子もあり♪(10分)2021/02/17
chiaki
28
北欧の昔話。大きすぎて大ぐらいのねこを手放したいと思った飼い主。とっても残酷な飼い主の一言から物語は始まります。でもねこ、可愛くお粥を食べたと思ったら…!!!会う者会う者なんでも丸呑みにしちゃう化け物腹ペコねこ。者だけでは物足りなくて、月や太陽までも呑み込んじゃいます。スズキコージさんの力強いタッチによって、この迫力ある世界観が見事に表現されていて心地よい怖さ!『がらがらどん』もそうだけど、北欧ってヤギ最強なのかな!?笑 2020/10/05
たーちゃん
20
こ、怖い…。何でも食べてしまう化け猫。息子は最後のヤギの真似をして化け猫を退治していました。2022/05/26
どあら
19
図書館で借りて読了。スズキコージさんの描く猫の絵が迫力があって怖い!(*_*;2016/12/23
魚京童!
13
3匹のがらがらどんだな。2015/07/30