出版社内容情報
だれもが知っているアンデルセンの物語です。ゆかいな展開の中に、作者のメッセージである、愚かな権力者や大人に対する痛烈な批判と、純粋な子どもへの敬愛の念が込められ、今も大切な何かを伝えてくれます。
すえよしあきこ[スエヨシアキコ]
著・文・その他
赤坂 三好[アカサカ ミヨシ]
著・文・その他
内容説明
新しいようふくが大すきな王さまのもとに、実はうそつきの、はたおりの二人組がやってきました。「うそつきや、ばかものには見えないようふく」を作ることができるというのです。大よろこびの王さまでしたが、できあがったようふくが見えません。そんな!まさか?でも…。大人のこっけいさをえがいた、アンデルセン童話です。
著者等紹介
末吉暁子[スエヨシアキコ]
1942年、神奈川県生まれ。児童書の編集者を経て、創作活動に入る。『星に帰った少女』(偕成社)で第11回日本児童文学者協会新人賞、第6回日本児童文芸家協会新人賞、『ママの黄色い子象』(講談社)で第24回野間児童文芸賞受賞。『雨ふり花さいた』(偕成社)で第48回小学館児童出版文化賞受賞
赤坂三好[アカサカミヨシ]
1937年、東京都生まれ。1973年と1975年にBIB世界絵本原画展金牌賞、第22回小学館絵画賞を受賞。2006年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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