出版社内容情報
本は四角でなければいけないの?
丘に咲く一輪の花。このおはなさんが想像する楽しい世界ってなに?空を飛ぶ?友達をつくる?たとえ失敗したって、落ち着いて深呼吸すれば大丈夫。どのページを開いても、常に前後のページと絵がつながる。これまでにないユニークな姿・かたち・構造をもった絵本。本を開いた形もお話の内容とリンクします。
【編集担当からのおすすめ情報】
かがみの絵本シリーズ(福音館書店)で一世を風靡した作家わたなべちなつさんが、満を持して発表する7年ぶりの新作『かたちえほん おはなさん』。本は四角形とは限らない。同じ形の紙を貼り合わせて誕生した、形も発想もとってもユニークな絵本です。ページをめくると同じ絵がちがうものに変化する。手にした人が、主人公のおはなさんのように自由に想像をはたらかせ、わくわくする未来を思い描けますように。手で触れて、ページをめくってこそおもしろさがわかる、全く新しいタイプの絵本の登場です。
内容説明
かたちのりゆうは?あたらしいしかけアートブック。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
18
西宮市大谷記念美術館のショップで、読みたかった絵本に出会った。見本を読ませてもらった。「かがみの絵本」など独自性のあるしかけ絵本をつくっている わたなべさん。丸い本、三角の本などには時々出会うが、こういう形は初めて! 開くと、花か蝶のような形になる。形だけでなく、絵の構成も独特(説明できない~)なので、気になる方は書店等で手に取ってみて。夫が「1歳の孫は無理やな。5歳の方なら喜ぶかな」と言ったので、「いや、これは大人が喜ぶでしょ!」と私は答えた。友達へのプレゼントにもいいかも。2024/08/19
遠い日
5
変形ページのしかけ絵本は多々ありますが、これはシンプルにして出会ったことのないしかけ。細長い楕円形を交互に組み合わせて、めくるとまるで花びらのように見えます。色使いもポップで、本自体が明るく美しい花みたい。昨日訪れたボローニャ国際絵本原画展の販売部でも置かれていました。小さいボードブックですが、ぱっと目を惹きます。2024/09/11
0sanada0
2
ブックハウスカフェに行ったら1歳9ヶ月のわが子がいつの間にか手に持っていて、購入。本とページの形が面白く、しかも絶妙につながっていて、きれいな絵! 私も気に入りました。ちょっとページののりが剥がれていたところがあったけど、まあいいか〜。2024/04/10
yuzu
0
2.82024/06/05