出版社内容情報
ホッキョククジラが見た海の変化とは?
北極のひろびろとした海にくらすホッキョククジラは、
200年もの長い時間を生きるといいます。
その長い一生で、たくさんのなかまと交信し移動して生活しています。
これは、ホッキョククジラのボウが見た北極海の物語です。
200年の長いときの中で、環境はどのように変化してきたのでしょうか?
ボウと一緒に見てみましょう。
【編集担当からのおすすめ情報】
200年もの時を生きる動物がいることを知っていましたでしょうか?
20世紀の終わりに、アラスカの先住民族が、ホッキョククジラの口から、19世紀のモリの破片を見つけたことから、ホッキョククジラが200年以上生きるということを発見しました。
作者は、もし200年も生きたら、世界は、どんなふうに見えるのだろうと思い、この物語を書いたそうです。
ロマンを感じつつ、科学的な解説付きで、何重にも楽しめる一冊です。
内容説明
北極のひろびろとした海にくらすホッキョククジラは、200年もの長い時間を生きるといいます。その長い一生で、たくさんのなかまと交信し移動して生活しています。これは、ホッキョククジラのボウが見た北極海の物語です。
著者等紹介
ボースマ,アレックス[ボースマ,アレックス] [Boersma,Alex]
トロント出身。フリーランスのサイエンティフィックイラストレーター。カナダの北極圏でカヤックの旅をしたときにイッカクと出会い、クジラへの特別な思いが芽生えた。ニューヨークのヴァッサー大学で地質学とスタジオアートを学んだ後、スミソニアン国立自然史博物館に勤務。古生物学部門のパイエンソン研究室で鯨の進化について研究。彼女の研究に関する記事は、ニューヨークタイムズ、BBCニュース、ネイチャー、ワシントンポストなど、複数のニュースメディアに掲載されている
パイエンソン,ニック[パイエンソン,ニック] [Pyenson,Nick]
ワシントンD.C.のスミソニアン国立自然史博物館で海洋哺乳類の化石のキュレーターとして勤務。彼の研究はあらゆる大陸に及んでいる。また、彼の科学的発見は、ニューヨークタイムズ、ワシントンポスト、ナショナルジオグラフィック他、多くのマスメディアで、紹介されている。スミソニアンから最高の研究賞を受賞。ホワイトハウスから科学者・技術者のための大統領初期キャリア賞を受賞
千葉茂樹[チバシゲキ]
1959年生まれ。北海道出身。児童書編集者を経て、翻訳者として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。