出版社内容情報
すてきな劇場の、幕が上がります
雪のふる小さな町。ある日友達と家で遊んでいた男の子は、ふとした拍子に父さんが大事にしていた本を破いてしまいます。男の子は、スキーを履いてひとりふらふらと雪の中に出ていき、途中でくぼみに落ちてしまいました。そこで男の子は、雪の中に小さな劇場を見つけたのです。
男の子のスキーの場面や、華やかで幻想的な劇場の場面は必見。
雪国の生活の中で起きた、不思議ですてきな物語。
【編集担当からのおすすめ情報】
雪国の子どもだった荒井良二さんの、すばらしい雪国の絵本ができました。
雪が生活の一部となっている町で起こった、父さんと、友達と、男の子のちょっとした出来事。その後の男の子の心情や、心地いい父子関係がよく伝わってきます。
かわいいコマ割りの場面から、見開きいっぱいにくり広げられる劇場の場面へのダイナミックな展開も魅力的。
雪がしんしんと降り積もる、とても清らかで静かな空気感と、華やかな劇場のにぎわい、1日の終わりにストーブの前で飲むココアのあたたかさを、ぜひ味わってください。
内容説明
とうさんのだいじな本をやぶいてしまった男の子。スキーをはいて1人出かけた男の子はゆきの中に小さなげきじょうを見つけました。ふりつもるゆきを舞台に起きたしずかな物語。
著者等紹介
荒井良二[アライリョウジ]
1956年、山形県生まれ。2005年アストリッド・リンドグレーン記念文学賞を日本人としてはじめて受賞するなど、国内外で高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アキ
ちえ
ぼりちゃん(旧 aiaimo`olelo)
ゆっき
うー(今年も遅くなります)