いろがみえるのはどうして？

バー，キャサリン【作】〈Ｂａｒｒ，Ｃａｔｈｅｒｉｎｅ〉/グウィリム，ユリヤ【絵】〈Ｇｗｉｌｙｍ，Ｙｕｌｉｙａ〉/千葉 茂樹【訳】

小学館（2019/12発売）

• サイズ B4判／ページ数 26p／高さ 28cm
• 商品コード 9784097250340
• NDC分類 E
• Cコード C8740

出版社内容情報

子どもの「どうして？」を育てる絵本

色が見えるのはどうしてでしょう？
それは光があるからです。
では、光からどうやって色が生まれるのでしょうか？

目に見える仕組みを、わかりイラストで、わかりやすく説明してくれます。
その仕組みは、小さなお子さまには、難しいかもしれません。
しかし、「何となくわかる」ことが、科学への第一歩。

人間以外の生き物には、どのように色が見えているのか？
虫たちがお花に集まる理由が、少しわかります。
空はどうして青いのか？
海の色は、場所によって違うのはどうしてでしょう？

大人も感じる不思議なことがいっぱいです。
色にまつわるいろいろが、よくわかる絵本です。

【編集担当からのおすすめ情報】
身の回りのことから、「科学を感じる」ことができるすてきな絵本です。
親子で一緒に読んでほしい一冊です。

内容説明

いろがみえるのはどうしてだとおもう？それはひかりがあるからです。いろのいろいろがよ～くわかるよ。自分で考える力を育む絵本。

著者等紹介

バー，キャサリン［バー，キャサリン］ ［Ｂａｒｒ，Ｃａｔｈｅｒｉｎｅ］
１９５１年イギリス生まれ。大学で環境学を学び、その後ジャーナリストとして活躍、グリンピースインターナショナルで働いた後、自然科学系のテーマで執筆。数多くの絵本、自然科学のノンフィクション絵本を出版

グウィリム，ユリヤ［グウィリム，ユリヤ］ ［Ｇｗｉｌｙｍ，Ｙｕｌｉｙａ］
１９８７年ウクライナ生まれ。ハーグロイヤル美術学校卒業後、イラストレーターとしてオランダを中心に活躍。本や雑誌、服、おもちゃ、文房具などのイラストを手がけている。アーティストとして仕事をする一方、子ども向けのクリエイティブなワークショップを開催

千葉茂樹［チバシゲキ］
１９５９年北海道生まれ。国際基督教大学卒業。児童書編集者を経て翻訳家に（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[☆よいこ]

絵本。幼い子向け科学絵本。シンプルで鮮やかなイラストと、全編ひらがな、読み聞かせ可▽色が見えるのは光があるから。ひかりは真っ直ぐ進むけれど何かにぶつかると跳ね返されたり曲げられたりする。光の波長が違うと見える色も違う。目の働き。人間以外の生き物の見え方。空の青。雪の白。体の色を変える動物。草の緑。血の赤…青い血や緑の血もある▽巻末に用語解説あるけど1、2行程度(ここで初めて漢字表記がわかる)▽2019年刊

2023/11/22

[たーちゃん]

色がどうして見えるのか科学的な説明を分かりやすく書かれています。ただ息子には早過ぎましたね。文章は飛ばし飛ばしですが、絵を楽しみながら息子と読みました。

2020/09/04

[おはなし会 芽ぶっく]

色が見える仕組みを分かりやすく教えてくれます。人間と動物では色の感じ方が違う（イヌ・ハチ・カタツムリ・ハトなど）。シロナガスクジラの肌の色は灰色だそうですが、明るい海の青をはねかえすから、青っぽく見えるというのには驚きました。色が変わる生きものとか、色で何かを伝える生きものなど、読んでいて楽しかったです。

2020/03/27

[うー]

〈絵本〉「どうして？」と聞かれたらうまく説明できないし、知らなかったこともあり勉強になった。ミドリチトカゲに興味あり。

2020/08/02

[遠い日]

色の科学。色が見える理由を易しく説く。既知のことばかりだったが、この世に色があってよかったなぁと改めて思う。そして、動物たちの見ている世界が人間とは違うことに、また感動を覚える。

2020/02/22