出版社内容情報
現在、絶大なる人気を誇る日本画家、宮廻正明の最新画集
日本美術院同人、東京藝術大学教授の宮廻正明は、現在もっとも精力的に活躍している日本画家。平安・鎌倉時代の古典絵画技法に学びながら、現代的なエスプリを加えた個性的な画風は多くのファンを魅了しています。 本書は、彼の初期から最新作まで、カラー図版119点に素描も多く紹介、さまざまなテーマに取り組んできた画家の歩みをたどる、はじめての豪華画集です。最高級の紙に、最新の印刷技術を駆使し、作品の精緻な技法の再現を可能にしました。さらに、平山郁夫、筑紫哲也、イランの映画監督キアロスタミの各氏の文章、谷川俊太郎氏の詩が、作品の多様な魅力を語ります。
宮廻 正明[ミヤサコ マサアキ]
イラスト
目次
宮〓正明画集に寄せて(平山郁夫)
作品
素描
たおやかな眼差―宮〓正明さんの画に寄せて(谷川俊太郎)
領域を超える人(筑紫哲也)
離れてともに歩く道(アッバス・キアロスタミ)
羅針盤(宮〓正明)
素描
収録作品目録
パブリックコレクション
水花火(宮〓正明)
宮〓正明年譜
著者等紹介
宮〓正明[ミヤサコマサアキ]
1951年1月24日、島根県松江市生まれ。1966年、島根県立松江南高校入学。1979年、東京芸術大学大学院美術研究科保存修復技術日本画に入学。1981年、東京芸術大学美術研究科保存修復技術研究室非常勤助手。1983年、私立樫の木幼稚園講師。1986年、東京芸術大学美術研究科保存修復技術研究室非常勤講師。1988年、第六回東京セントラル美術館日本画大賞展で優秀賞受賞。1989年、再興第七四回院展で奨励賞受賞。1990年、東京芸術大学デザイン科非常勤講師を兼任。1991年、第四六回春の院展で奨励賞・外務大臣賞受賞。1993年、再興第七八回院展で日本美術院賞(大観賞)受賞。第一二回日本美術院奨学金前田青邨賞受賞。1994年、再興第七九回院展で日本美術院賞受賞。1995年、東京芸術大学大学院美術研究科文化財保存学日本画助教授に就任。1999年、再興第八四回院展で文部大臣賞受賞。2000年、東京芸術大学大学院美術研究科文化財保存学日本画教授に就任。2002年、再興第八七回院展で内閣総理大臣賞受賞。現在、東京芸術大学大学院美術研究科文化財保存学日本画教授、日本美術院同人・評議員
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感想・レビュー
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- 和書
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