出版社内容情報
千利休のわび茶の心は、宗旦から三千家歴代に継承されて四百余年を経た。千家流の人々は世情の激変の中で、伝統を守りながらも利休の茶風を常にその時代の中で甦らせてきた。千家流の茶室の規矩をここに紹介し、わびの数寄の造形の本質を探る。･収録古典一覧 細川三斎御伝授書／普請之書／茶道筌蹄／普斎茶書／不白筆記／久田宗全指図帳／一畳半指図／武者小路官休庵宗守流聞書／茶道旧聞録／小座敷寸法抄／他
千利休のわび茶の心は、千宗旦から三千家の歴代に継承されて４００余年を経た。千家の人びとは世情の激変のなかで、伝統を守りながらも利休の茶風をつねにその時代によみがえらせてきた。千家流の茶室の規矩をここに紹介し、わび数寄の造形の本質をさぐる。収載古典：「細川三斎御伝授書」「普斎茶書」「不白筆記」「小座敷寸法抄」「宗全指図帖」「茶道筌蹄」ほか。
内容説明
千利休のわび茶の心は、三千家に継承された。千家流の人達は、伝統を守りながらも時代に応じ創意と工夫を重ねた。千家流の茶室の好みと流れと、その規矩を紹介し、わび数寄の造形の本質を探る。
目次
細川三斎御伝受書
普翁自筆之書
不白筆記
茶道筌蹄
一啜斎休翁口授
小座敷寸法抄
台子並ニ台目畳之起原
不審庵指図仕様帳
今日庵指図寸間帳
完全指図帳
不審庵絵図
