出版社内容情報
聖徳太子御遠忌1400年を機に捉えた貴重な写真の数々を大迫力画面で鑑賞!
横見開き1メートルの法隆寺特大写真集
B2サイズの超特大写真集 小学館 SUMO本 第4弾
最新カメラで撮影した法隆寺の写真を、場所ごと・季節ごとに流れを作り写真集としてまとめる。
B2判型と超高精細画像の組み合わせにより、仏像の細部の造形や世界最古の木造建築の質感を、紙面で美しく再現。
●見えなかったものまで見える! 最新のデジタル技術による緻密でリアルな写真
肉眼では見ることのできない質感や細かな彩色など、まるで1400年前に作製した人の思いや息づかいまでもが伝わる写真の数々。超望遠レンズによるクローズアップや、ベストな自然光の計算など、撮影技術を駆使した写真を、最新の印刷技術で再現しました。
●聖徳太子の等身像と伝わる秘仏「救世観音』など、法隆寺全面協力のもと特別許可を得て撮影
通常は立ち入ることができない金堂内陣からの超接写アングルや、「救世観音」「聖徳太子および待者像」など通常非公開の秘仏も掲載。学術的にも貴重な写真の数々は、後世にも伝える大切な記録としての役割も担っています。
●聖徳太子1400年御遠忌の機会に恵まれた、写真家・三好和義による「法隆寺」の撮り下ろし
奈良に住まいをかまえ、一年を通して通い続けた三好和義だからこそ撮影できた、桜の季節、夏の夜、秋の夕景や雪の静かな境内など、四季折々のたたずまいや年中行事を含めた「法隆寺」のさまざまな表情を堪能いただけます。
●超大判写真だからこそ叶う、いままで体験したことのない迫力と臨場感
「法隆寺」には、彫刻、絵画、工芸、染織など、国宝や重文をはじめとする多くの貴重な寺宝が伝わります。飛鳥時代より伝えられてきた貴重な文化財を、目の前に感じられるかのようなスケールで体感できるB2サイズの超大判印刷です。
世界最古の木造建築を擁する法隆寺。奈良・斑鳩の地に悠久の歴史を刻み、聖徳太子によって創建されたと伝わるこのお寺には、彫刻、絵画、工芸、染織など、国宝や重文をはじめとする多くの貴重な寺宝が伝わります。
令和3年(2021)は、聖徳太子の1400年遠忌にあたり、その功徳を称えて「聖徳太子千四百年御聖諱法要」が厳修されました。じつに100年に一度の節目の大法要が行われるこの機会に、写真家・三好和義が一年に及ぶ時間をかけて最新デジタルカメラで新規撮影。法隆寺全面協力のもと、普段は入れない場所からのアングルや通常非公開の秘仏など、本書でしか見ることができない法隆寺の姿をB2判の超特大画面に収めました。
じっさいに目で見るよりも、はるかに高精細なディティールの写真からは、精巧さ、質感だけでなく、当時の人々のエネルギーや息づかいまでが伝わってきます。また、一年を通して臨んだ撮影だからこそ、季節の移ろいや風景の微妙な変化までも細かく捉えています。近年のデジタル印刷技術によって実現した、学術的にも意義深い、最新の「法隆寺」の姿をご覧ください。
●三好和義 みよしかずよし
1958年、徳島県生まれ。
17歳の時に二科展に入賞、銀座ニコンサロンで個展を開催。大学時代から広告写真や雑誌のグラビアで活躍。
楽園をテーマにモルディブ、タヒチ、アフリカ、インドなど、世界各地を取材。1986年、初めての写真集 「RAKUEN」(小学館)で木村伊兵衛写真賞を受賞(当時最年少)。以降「楽園」をテーマに60冊以上の写真集を刊行する。
近年は日本の文化や日本人の精神性に目を向け、2020年にB2判の超大型本「東大寺」(小学館)を刊行。2021年、聖徳太子1400年御遠忌の年に、法隆寺の拝観許可を得て1年間撮影に取り組み、伽藍、仏像、宝物、行事を撮り下ろす。