みるみるわかる「西洋絵画の見方」

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みるみるわかる「西洋絵画の見方」

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  • サイズ A5判/ページ数 160p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784096822937
  • NDC分類 723.05
  • Cコード C0071

出版社内容情報

ひと口で2度おいしい、西洋絵画の鑑賞法

近年、15世紀から17世紀の作品を主体とした西洋絵画の展覧会が非常に増えています。それらの展覧会に展示されている作品は、すべて伝統的な西洋絵画の規則・枠組みに則って描かれています。それらの規則・枠組みがわからないと、せっかくの名画も十分に楽しむことができません。
本書は、難解に思われがちな伝統的な西洋絵画(古典絵画)の規則や枠組みについて、著者自身によるツボを押さえたイラストと美麗な作品図版を用いて、わかりやすく面白くそのエッセンスを解説。古典絵画を中心とした展覧会に展示されている、さほど有名ではなく作品キャプションや図録に十分な解説の記されていない、けれど魅力的で気になる作品も、楽しく鑑賞できるようになる実践的な入門書となっています。西洋絵画の規則・枠組みを理解することで、それらの作品が描かれた当時の人びとの見方や評価がわかり、その上で、自分の感性によって鑑賞する。ひと口で2度おいしい、西洋絵画の鑑賞法を体得できる、初心者から上級者まで西洋絵画ファン必携の1冊です。


【編集担当からのおすすめ情報】
15世紀から17世紀のイタリア絵画を中心に、西洋絵画の規則・枠組みを、絵画の歴史の流れにそって、「注文する」「制作する」「体系化する」「鑑賞する」の4つのテーマで概観。当時の人びとがなぜ絵画を注文したのか、絵画にはどのような役割があったのか、当時の画家とはどのような職業だったのか、画家になるにはどのような修業を積んだのか、絵画の描き方にはどのような秘密があるのか、当時の人びとは絵画についてどのように考えたのか、どのように展示したのか・・・・・・などなど、興味深いテーマが満載。実際の作品を例として、具体的にわかりやすい文章とイラストによって解説します。
【著者経歴】
壷屋めり(つぼや めり)
美術史研究者。1988年生まれ。2011年 ニューヨーク大学教養学部美術史学科卒業。2016年 京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。2018年 博士号取得(人間・環境学)。現在、東京大学経済学研究科特任研究員。本名・古川萌(ふるかわ もえ)。著書に『ルネサンスの世渡り術』(2018年 芸術新聞社)、『ジョルジョ・ヴァザーリと美術家の顕彰 16世紀後半フィレンツェにおける記憶のパトロネージ』(古川萌 2019年中央公論新社)。西洋絵画の専門知識を分かりやすく伝えるイラストが、ツイッター @cari_meli をはじめWebメディアや展覧会の解説パンフレットで大人気。

内容説明

「ひと口で2度おいしい絵画鑑賞」のための魔法のツールを伝授します!

目次

はじめに―ルネサンス・バロック絵画を読み解くために
第1章 注文する―絵画の機能とその背景
第2章 制作する―絵画の技法とその理論
第3章 体系化する―絵画の歴史と批評の誕生
第4章 鑑賞する―絵画の受容とジャンル
おわりに―ひと口で2度おいしい鑑賞へ

著者等紹介

壺屋めり[ツボヤメリ]
美術史研究者。1988年生まれ。2011年ニューヨーク大学教養学部美術史学科卒業。2016年京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。2018年博士号取得(人間・環境学)。現在、東京大学経済学研究科特任研究員。著書に『ルネサンスの世渡り術』(2018年芸術新聞社)、『ジョルジョ・ヴァザーリと美術家の顕彰 16世紀後半フィレンツェにおける記憶のパトロネージ』(古川萌 2019年中央公論新社 2020年第11回表象文化論学会賞奨励賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

クサバナリスト

8
入門書以上、研究書以下の内容。知らないかったことがたくさんあり、参考になった。2023/08/14

あんとわねっと

5
あとがきにもあるように、初心者向けというより、中級者向けの内容となっている。3章の体系化については、勉強になった。絵画を鑑賞するときは、時代背景やどのように絵画を利用したいかなどについて調べることで、より一層絵の内容を読み解くことができると学んだ。2024/02/12

DEE

5
写真を撮る上で、構図など名画と呼ばれる絵から学ぶことは多いので手に取った一冊。そういう技術的なものではなく時代背景やテーマ、作者の意図など歴史や美術理論という内容。中級編というだけあって詳しいが、素人にはいささか難しい。2023/05/21

kaz

3
著者が書いてあるとおり、美術鑑賞のための「ちょっと詳しめの本」となっており、非常に面白い。芸術比較や批評用語など、断片的には知っていても、体系的に整理されると、理解がより深まる。鑑賞に関する心構えも、これまでほとんど意識していなかったような虚構に関する事項は、目から鱗が落ちるような感じがした。一方、イラストは初心者にも親しみやすく、ありがたい。 2023/09/24

菊地

2
「注文する」「制作する」「体系化する」「鑑賞する」の4つのテーマでに分かれているけど、序盤の「絵画が描かれ・納品になるまでの流れ」「絵画の制作技術・方法」辺りは知っているようで深くは知らなかったところの知識を補うことが出来てとても有難い内容だった。 ただ「体系化する」の章は一気に内容がわかり辛くなってしまい落差が激しい。 「観賞する」を3つ目に置いて、プラクティスとしての4つ目として「体系化する」を置いた方がまとまった気がします。 ただ全体的には「中級者」向けとしてあるだけに歯ごたえがある内容で良かった。2023/04/09

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