出版社内容情報
天平の伽藍中金堂が甦った興福寺、その全貌
三面六臂の阿修羅像、運慶作の無著・世親・木造四天王像をはじめ、国宝23件を含む仏教美術の至宝を守り伝えてきた興福寺。伽藍の核である「中金堂」が300年ぶりに再建され、創建当初の天平の時代精神も甦ろうとしている。
本書では、各堂塔の歴史とそこに座する仏像を、境内をめぐるように解説。興福寺の「歴史・教え・美術」がすべてこの一冊にある。ロングセラーを14年ぶりに最新情報を加え刷新。
はじめに
口絵
興福寺境内地図・周辺地図
1 古代の興福寺
・興福寺の造営
・阿修羅像と八部衆像
・十大弟子像
・板彫十二神将像と平安の仏像
2 中世の興福寺
・南都焼亡と興福寺の復興
・南円堂と不空羂索観音像
・東金堂と維摩居士像
・北円堂と諸尊
・再建西金堂と仏像
3 これからの興福寺
・近世以降の興福寺
・中金堂院の発掘調査と伽藍復興
4 教えと行事
・興福寺と春日社
・唯識の教えと法相宗
・興福寺の行事
コラム17本
興福寺略年表
用語解説
さくいん
多川 俊映[タガワ シュンエイ]
監修
金子 啓明[カネコ ヒロアキ]
監修
内容説明
阿修羅像や運慶仏など国宝23件、数多の至宝を守り伝え、深い信仰のこころが息づく境内。奈良・興福寺、そのすべてを説き明かす。150点以上の写真と図版で見て、読んで、知る。
目次
1 古代の興福寺(興福寺の造営;阿修羅像と八部衆像 ほか)
2 中世の興福寺(南都焼亡と興福寺の復興;南円堂と不空羂索観音像 ほか)
3 これからの興福寺(近世以降の興福寺;中金堂院の発掘調査と伽藍復興)
4 教えと行事(興福寺と春日社;唯識の教えと法相宗 ほか)
感想・レビュー
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chang_ume
荒野の狼