出版社内容情報
「新しい藤田」の真実をさぐる!
日本を代表する国際的な画家・藤田嗣治(レオナール・フジタ/1886?1968))の多面的で多層的な画業を「巴里」「異郷」「追憶」という三つのテーマ、3巻で概観。藤田嗣治の画業をたどる上で欠かせない「基準作」となる作品を厳選し、美麗な図版で紹介するとともに、第一線の研究者による最新の研究成果に基づくテキストで、作品の内容と制作の背景などについて詳細に解説します。
「追憶」巻では、第二次世界大戦後、パリに戻った画家が切り開いた新しい境地を探ります。1940年代後半?1968年に亡くなるまで、カラー図版初掲載も含む晩年の名作から「新しい藤田」の真実に迫ります。
林 洋子[ハヤシ ヨウコ]
著・文・その他
内容説明
第二次大戦後、パリに戻った画家が切り開いた新しい境地とは?1940年代後半~1968年に亡くなるまで、カラー図版初掲載も含む晩年の名作から「新しい藤田」像を探る!
目次
第1章 幻想と夢想
第2章 パリへのオマージュ
第3章 子どもの情景
第4章 明日への祈り
著者等紹介
林洋子[ハヤシヨウコ]
京都造形芸術大学准教授。東京大学大学院修士課程修了。パリ第一大学文学博士。東京都現代美術館学芸員を経て現職。おもな著書に、『藤田嗣治作品をひらく 旅・手仕事・日本』(名古屋大学出版会/2008年サントリー学芸賞、2009年渋谷・クローデル賞ルイ・ヴィトンジャパン特別賞ほか受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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