出版社内容情報
団塊世代を中心に静かなブームを巻き起こしている「城巡り」。しかし、愛好家たちに「どの城を見るべきなのか」「その城を見るポイントは何なのか」などを教えてくれる本はほとんどない。数多くある日本の城の中から、もっとも価値のある名城を新たな視点で選定する、真の意味での決定版。
内容説明
城の縄張設計プランから厳選。百名城の決定版。100のオールカラー縄張図を一挙掲載。
目次
城の基礎知識(縄張と普請;作事;虎口 ほか)
日本名城百選(日本名城ベスト10;北海道・東北;関東;中部・北陸 ほか)
「日本名城百選」の選考―なぜこの一〇〇城が選ばれたのか
著者等紹介
村田修三[ムラタシュウゾウ]
大阪大学名誉教授。日本の城郭研究の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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山猫
14
版が大きいので、縄張り図が見やすくて素晴らしい。欄外の撮影メモが撮り城(?)派には重宝なのではなかろうか。100名城・正続から漏れたものの、ここに選ばれている6城(七戸、檜山、小幡、多気、置塩、勝尾)は画像や縄張り図を見ると見事としか言いようがない(が、行きたいかどうかは別問題。クマやマムシ以外にもヒルとかマダニとか虫系が怖いから) 城好きが家に備えて、事典的な使い方をするのに良い一冊。 コラムの日本三平山城、三平城、三山城、三水城、倭城ベスト5、櫓ベスト5、城門ベスト5が興味深い。2023/11/12
リパブリック讃歌
2
お城というと天守閣を見て、それだけだと思っていましたが、この本を読んで、見解が180度変わりました。縄張りや石垣、堀切など今までは見落としていたことが少しずつ解ってきました。先人たちの城作り、(縄張り、作事)に感心させられ、知恵に感動させられます。。2010/06/02
へろへろ
2
縄張中心のセレクト100!縄張萌えにはたまらぬ1冊。持って歩きたいが、重くて携帯できない・・・。2009/10/27
くわとろ
2
お城巡りには欠かせない一冊。縄張り図から撮影のポイントまで。必携です。2009/01/27
ナツ
1
大して城に興味があるわけでもないのに読んだので、いまいち面白くなかった・・。 結構専門用語が多く、マイナーな城も出てくるので、城好きが読めばかなり楽しめそう。2013/12/15