出版社内容情報
ファンタジー・ファンの〃宝物〃雑誌『詩とメルヘン』（サンリオ）の表紙イラストが、とびきりおしゃれなカード・ブックになった。ゆめみる恋の予感、愛の幸福、甘いむなさわぎが全30景に広がり、ドキドキする。
アンパンマンの作者として大人気の著者には、知る人ぞ知る「もう一つの顔」が、実はいくつもある。みずから責任編集する月刊誌『詩とメルヘン』（1973年創刊）の表紙を飾る、ファンタスティック画のイラストレーターという顔も、その一つである。 どの作品も、四季の自然と恋人たちというモティーフが描かれていながら、ウイット、ペーソスに満ちる二重三重のしかけが仕掛けられていて、なんとも油断ができない。油断できない緊張があるのにもかかわらず、うっとり見入ってしまう、不思議な味のする絵ばかりである。 全国のファンからの熱い要望に応え、３０年間に描いた作品から全３０枚を画家本人が厳選し、ついにカードとなって初お目見え。 ファン・クラブでも前評判上々。
内容説明
ポストカード全３０枚セット。
著者等紹介
やなせたかし［ヤナセタカシ］
柳瀬崇。１９１９年、高知県に生まれる。東京高等工芸学校（現・千葉大学工学部）卒業。三越宣伝部にデザイナーとして勤務し、現行包装紙等を制作。後、フリーとなる。１９６９年に劇場用アニメ「千夜一夜物語」美術監督、１９７０年に同「やさしいライオン」総監督。１９７３年、月刊『詩とメルヘン』をサンリオから発刊し、同誌編集長として現在に至る。同年、月刊『キンダーおはなしえほん』で「アンパンマン」の連載を開始し、人気絵本シリーズとなる。詩人・作詞家の顔も併せ持ち、１９７５年、「手のひらを太陽に」（作曲・いずみたく）をヒットさせる。１９８８年、アニメ『それいけ！アンパンマン』（日本テレビ系）の放送が開始され、アンパンマン・ブームを招来。２０００年、アニメ「ニャンがニャンだ―ニャンダーかめん」（テレビ朝日系）放送開始。週刊朝日漫画賞・毎日映画コンクール最優秀動画賞・日本童謡協会特別賞・日本漫画家協会大賞・同文部大臣賞ほか多数受賞
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