出版社内容情報
(1)古寺巡礼法隆寺、薬師寺、唐招提寺、東大寺、室生寺、平等院鳳凰堂…土門拳がとりわけこだわり愛した寺院建築、仏像彫刻179点を一冊に集大成。
日本を代表する写真家土門拳は没後十年以上を経てもその評価は衰える事はない。今回彼の代表作である「古寺巡礼」を一冊に集約。ワイドな版型でその魅力を十二分に伝える事ができる。
内容説明
力強く個性的なものだけを撮りたい…。昭和15年から40年にわたり、最後は車椅子で撮り続けた「古寺巡礼」。土門拳の作家生活を長く支えた夫人の監修による初めての写真集。
目次
古寺巡礼
一瞬の仏像(伊藤ていじ)
父性と母性を併せ持つ土門拳(工藤美代子)
わが古寺巡礼(土門拳)(聖徳太子は生きている;上澄としての日本文化;ぼくの好きなもの;ぼくの分身として ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たつや
6
山田五郎のYouTubeにみうらじゅんが出演した回が面白く、動画で土門拳の話が出て興味を持ったので図書館で借りた。ページを捲ると、写真なのに動画のように迫力があり、息を飲んだ。図書館にはまだ他の本が、あるが、みな大きい本なので、借りるのはたいへんそう。次は図書館で見るか、少しづつ借りるか悩み中。2025/03/26
baアタマ
1
写真家土門拳さん(1909-1990)の40年間に撮影された写真を収める愛蔵版。私は地元にたまに見学にいくお寺さんがあるけど、仏像は日暮れのほの暗さのなかで見たときが一番良かった。土門さんの写真はどれも雄大で力強く妥協がなく、いまひとつ好きになれない。2012/09/15
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- 和書
- 岡本夏生「Venus」