Alaska 風のような物語

Alaska 風のような物語

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  • サイズ A4判/ページ数 203p/高さ 29X23cm
  • 商品コード 9784096805817
  • NDC分類 748
  • Cコード C0072

出版社内容情報

13年間におよぶアラスカ取材のすべてを集大成した写真文集。極北の地アラスカの大自然に暮らすカリブーやムース、グリズリー、クジラ、鳥などの野生動物や四季を彩る植物、さらに自然と一体となって生活を営む人々を限りなく優しい眼でとらえた写真と文章があなたの心にしみ入ります。

今や国内ばかりでなく、広く国外でも活躍する世界的な写真家になった星野道夫が、アラスカ生活と取材のすべて(大自然の中で暮らす人々、野生動物たち、草花、氷 河、白夜、オーロラなど)を集大成する写真文集。今、開発か自然保護かでゆれる北の大地から限りなく優しい澄んだ目と文章で、共通の問題をかかえる全地球に宛てるメッセージ。

内容説明

グリズリー、ムース、クジラなどの野生動物だけでなく、オーロラ、白夜、氷河、さらに大自然の中で暮らす人々までをも限りなく優しい目と文章で綴り、全地球に宛てたメッセージ。13年間におよぶアラスカ取材のすべてを集大成した写真集!。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SJW

162
生前、星野さんから頂いた本(写真集とエッセイ)。カムチャッカの事件が私にとって、酷いショックで星野さんの作品にずっときちんと向かい合うことができず、気がついたら21年が経っていた。やっとショックが当時と比較して和らいできたようなので、今回、星野さんの遺作に向き合うことにした。頂いた当時、雄大で圧倒され、生命の逞しさを感じさせる美しい写真に目が奪われ、エッセイをしっかりと読み込んでいないことに気づき、今回はしっかり読むことにした。20年以上経っても色褪せない写真に感激しながらもエッセイを読むと、2017/10/29

Ikutan

74
アラスカの自然に魅せられた星野道夫氏の野性動物たちの迫力あるフォトと共に、1989年に週刊誌に連載された氏の自然に対するメッセージを纏めたもの。図書館から持ち帰るのが大変だった(笑)でも、迫力満点の大画面から伝わってくる、雄大な自然の中で躍動する動物たちや張り詰めた緊張感に息をのむばかり。遥かに続くカリブーの群れの大移動。ザトウクジラのバブル・ネット・フィーディング。微笑ましいグリズリーの親子。澄んだ目で自然を見つめる星野氏のメッセージは胸を打つ。それ故、不幸な事故で氏が命を落としたことは残念でならない。2017/03/24

ぶんこ

38
重たい大型本だけに写真に迫力がありました。その迫力には恐れではなく優しさが表れているのが星野道夫さんらしさ。家族が「星野道夫さんの写真は優しくてホッとするね」と行ってくれて、まるで身内が褒められたような喜びを感じました。氷海に閉じ込められたコクジラを助けるのを複雑な思いで見つめるエスキモー。昔ならコクジラは自然からの贈り物として余すところなく使い切り、最後は感謝と敬意を持って葬る。それがエスキモーの文化。夢だったカリブーの大移動を撮るのに7年、この本の完成を10年間待った編集者。思いが伝わってウルウル。2023/05/06

tu-bo@散歩カメラ修行中

23
感想は、文庫版に書きましたので、割愛します。 写真はやはり大型本で観た方が、迫力があります。文庫版の写真では、気がつかなかったことがいくつか有りました。食い入るように見つめた写真がたくさんありました。手元に置きたい本の一冊です。<(_ _)>2016/04/23

ゆぅいちゃん

1
図書リサイクルで交換してもらってから数年、本棚で眠っていた大型本…思い立って開いてみたら、迫力の写真と命への真摯さ、誠実さあふれる文章にぐんぐん引き込まれる。終わってしまうのが残念で、もっともっと、お話を聞いていたくなる一冊。一冊にしてはとても大きい!良い出会いに感激。星野さん…2021年9月号の「山と渓谷」に没後25年特別企画が掲載されていると、朝刊の新聞広告で知る。その偶然にも驚く。また他の著作も読んでみたい。2021/08/21

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