出版社内容情報
現代日本の写真界の第一人者である秋山庄太郎の55年にわたる写真活動を集大成した自選傑作集。 (1)女の素顔 浅丘ルリ子、夏目雅子、吉永小百合、山口百恵…昭和から平成を彩った100名近い日本を代表する美女が登場。一瞬の美のキラメキと時代までも映します。 (2)花の表情 花を教えていた母から手ほどきを受けて以来、花は秋山作品の重要な分野をしめている。本巻では最新作を含め四季とりどりの花の華麗な世界が楽しめます。 (3)男の年輪 梅原龍三郎、小野竹喬、司馬遼太郎、安部公房、芦田伸介、宇野重吉…。
秋山庄太郎は、カメラマン生活55年を迎える現代の日本を代表する写真家である。その華麗な作品は、誰にでも親しみやすさと、本来写真がもつ楽しさを伝えてくれる。今回初めてその魅力を集大成したシリーズを刊行する。 テーマは、彼がもっとも得意とする、人物と花に焦点をあてる。 第一巻は秋山作品の中核をなす女性の美しさを追求した「女の素顔」。ここには100人近い美女が登場する。 「美しい存在を美しく撮る」その一見なにげないようでありながら、もっともその真髄を捕らえた女性たちの姿は、一大パノラマであり、又時代を映す鏡でもある。 秋山庄太郎の写す女性は、見る人がもっとも望む美しさであり、時には写されている彼女たちすら気付いていない魅力的な表情である。 今回はいくつかのヌード作品も加えた、それも現在のような刺激の強烈さを売り物としたのとは一戦を隔した、あくまで美の究極にある女体の美をえがきだしている。
内容説明
つねに「美」を追求し続ける巨匠!秋山庄太郎の写真家生活55年。待望のはじめての自選作品集。第1巻は、日本を代表する美女と、光と影のヌード。秋山芸術の真髄、70名を超える美の群像を収録。
目次
浅丘ルリ子
新珠三千代
淡路恵子
有馬稲子
安西郷子
浅野ゆう子
あべ静江
淡島千景
岩下志麻
池内淳子〔ほか〕