狭衣物語〈2〉

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  • サイズ A5判/ページ数 434p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784096580301
  • NDC分類 918
  • Cコード C1393

出版社内容情報

卓越した修辞と魅力的な人物造型で愛の不毛を描いた王朝物語

狭衣の君は、美貌と学芸の才能に恵まれた究極のヒーロー。当然、出会う女性はみな心を奪われるという、男性には羨望の限りの主人公です。ところがそんな彼が、契りをかわした女二の宮には、揺れる男心を見透かされて愛想づかしされ、子もなした飛鳥井の女君とは死別してしまう。そしてただ一人、純情を捧げる源氏の宮の愛はついにかちえない、と実にままならぬ恋愛を重ねるはめになるのですから、人生はわかりません。 今や恋愛論の王者の観がある人気評論家・小谷野敦氏が『狭衣物語』を愛好するのも、この無敵のヒーローが味わう恋愛の不条理の面白さのゆえでしょう。恵まれた境遇の中で、愛の不能に憂悶する男性像は、現代読者にアッピールします。

小町谷 照彦[コマチヤ テルヒコ]
著・文・その他/翻訳

後藤 祥子[ゴトウ ショウコ]
著・文・その他/翻訳

内容説明

飛鳥井の女君を喪い、源氏の宮、女二の宮に寄せる愛もかなえられない狭衣の君は、出家の思いを強めるが、あらたな女性とむすばれることに…。全二冊、完結。

著者等紹介

小町谷照彦[コマチヤテルヒコ]
1936年、長野県生れ。東京大学卒。平安文学専攻。東京経済大学教授

後藤祥子[ゴトウショウコ]
1938年、東京都生れ。日本女子大学卒。平安文学専攻。日本女子大学学長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

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中将が、源氏の宮に涙ながらに告白する場面すごく切なかった。そのへんの少女マンガには負けないキュンキュンっぷり。2013/11/21

鴨の入れ首

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平安時代中期の王朝物語「狭衣物語」の現代語訳付き解説書の下巻です。不幸な恋愛遍歴の末に理想に近い伴侶を得て栄華を極める狭衣大将の、それでも満たされない孤独と憂愁は、明らかに源氏物語の宇治十帖の影響を受けた一次創作と思われます。一応の大団円でありながら誰も幸せになっていない結末が、薄暗い読後感に繋がっています。2024/09/26

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