新編日本古典文学全集 〈9〉 万葉集 4 小島憲之

新編日本古典文学全集 〈9〉 万葉集 4 小島憲之

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  • サイズ A5判/ページ数 562p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784096580097
  • NDC分類 918
  • Cコード C1393

出版社内容情報

最も信頼できる本文(原文・訓み下し文)、注、訳が見開きページ。二色刷

「言霊(ことだま)ってなあに?」 突然、娘に聞かれて弱ったという声を耳にしました。事の起こりは、サザン・オールスターズのヒット曲「愛の言霊」にあるようです。そこで一言。 『大辞泉』には、古代日本で、言葉に宿っていると信じられていた不思議な力。発した言葉どおりの結果を現わす力があるとされた。と解説され、次に「ことだまのさきわうくに」つまり「言葉の霊力が幸福をもたらす国。日本のこと」の用例が引かれます。これが『万葉集』巻五、894番の、あの貧窮問答歌で名高い山上憶良の長歌なのです。本全集本より引けば、 神代(かみよ)より 言ひ伝(つ)て来(く)らく そらみつ 大和(やまと)の国は 皇神(すめかみ)の 厳(いつ く)しき国 言霊(ことだま)の 幸(さき)はふ国と 語り継ぎ 言ひ継がひけり…… (神代以来 言い伝えられたことですが そらみつ大和の国は 国つ神の威徳のいかめしい国 言霊の 助ける国だと 語り継ぎ 言い継いできました……) そう言えば、中島みゆきも、札幌の藤女子大では『万葉集』を勉強したとか。時代の先端に大和言葉が突然、復活するのは、やはり言葉の生命力のなせるワザでしょうか。 新発見の成果も取り入れ今日、最も信頼できる本文を提供することができました。

小島 憲之[コジマ ノリユキ]
著・文・その他

目次

巻第十五
巻第十六
巻第十七
巻第十八
巻第十九
巻第二十
付録(万葉集関係略年表;人名一覧;地名一覧;初句索引)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たんたんx

10
本書は、『万葉集』の歌を古いものから順に並べ替えて編集しようと試みているようだ。最終巻であるこの第4巻は万葉終末期の作品が主に収められているが、第3巻との区切りを、私が好きな山上憶良の死去としているのが何とも悲しい。『万葉集』は歴史書としての価値も高く、当時の貴族や役人のみならず、防人や庶民の暮らしぶりも窺い知ることができる。短歌や長歌に限らず、編纂者による歌の前文や注釈、歌謡や物語など多様性に富んだ古代の文芸を楽しめる。2017/02/25

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