日本古典文学全集 〈46〉 黄表紙 浜田義一郎

日本古典文学全集 〈46〉 黄表紙 浜田義一郎

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  • サイズ A5判/ページ数 608p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784096570463
  • NDC分類 918

出版社内容情報

滑稽・諷刺の小説と詩歌による一集。「黄表紙」は、世相風俗の誇張や時事の茶化しを旨とする近世後期の絵入り小説、「金々先生栄花夢」などを収採。「川柳」はうがちやもじりを生命とし、「狂歌」にはパロディー化するものが多い。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kenitirokikuti

5
図書館にて。1971年刊行。小学館の日本古典文学全集46「黄表紙 川柳 狂歌」(第9回配本)。さらっと撫でただけ。上方・京阪に対して、江戸の文化が独自の風を見せるようになむたのは18世紀中盤から。享保の改革よりあと、でいいのかな▲権威主義体制下の民衆の、威圧され自粛を強いられることへの適応として生じる排外的な優越感情、無意識的な禁忌の避けかた、といったものは後の帝国日本によく現れるが、やはり江戸城下に誕生したものだろう、と思うのだった2021/10/19

つゆ草

1
ボリュームがすごい。ところどころ流し読み。2022/06/13

0
(1971,918)「べらぼう」第8話、鱗形屋が起死回生で売り出した「おもしろい大人用の青本」、後世からは「黄表紙」のさきがけとなる「金々先生栄華夢」収録。確かにおもしろい。「一炊の夢」を基にした。絵が主で、背景に細かく文字が書かれている。原文が下、真ん中にページ自体の表示、上に注がレイアウトされていて、素晴らしく見やすい。黄表紙の写実性は、読者が親しみやすいだけでなく、それが意表を突いた時「うがち」と呼ばれる、と、前の方の解説にある。大河を見なければ、手に取ることはなかったね。古典の勉強にいいかもね。2025/02/25

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