出版社内容情報
日本の書の誕生は七世紀はじめである。絶え間なく大陸から移入される書法を栄養素として成長を遂げ、わが国の美術のなかでも独自の位置を占める。各時代の書跡に考察を加える。
私たち日本人の数千年の歴史をいろどる華麗な美術品の数々?それは、如実に時代を反映しながらも、なお時代を越えて私たちの胸に迫ってきます。こうした日本美術の枠を、ひとりでも多くの人に伝えたい……との願いから生まれた価値あるシリーズ、それがブック・オブ・ブックスです。親しみやすい編集と最高水準をいく印刷技術、しかもお求めやすい価格と、まさに三拍子そろった本書は、70年代を代表する理想のホームライブラリー。ぜひ一家に一シリーズをおそなえください。ブック・オブ・ブックスを開くとき、あなたの家のお茶の間は、数千年の歴史を秘めた美術館に生まれ変わります。