海と列島文化 〈第1巻〉 日本海と北国文化 網野善彦

海と列島文化 〈第1巻〉 日本海と北国文化 網野善彦

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 557p/高さ 23X17cm
  • 商品コード 9784096270011
  • NDC分類 210.08
  • Cコード C0321

出版社内容情報

日本人はさまざまな外来文化を各地域で受け入れ、熟成し、独特の日本文化を育んできた。こうした異文化を古来運んできたのは「海の道」である。本全集は、歴史の中で見過ごされてきた「海の道」を、各地域の考古学、歴史学、民俗学の研究成果の中にたどり、新しい日本人史を発掘する。本巻はシベリア、中国大陸 など北方文化との交流をさぐり、北東日本海域の古代?近世文化の実像に迫る。

内容説明

日本海と北国文化、オホーツク海から北海道・佐渡・能登・若狭にいたる日本海域を舞台に展開した北の海人文化の世界を解明する。

目次

序章 北国の社会と日本海
第1章 オホーツクと日本海の考古学(オホーツク海沿岸の文化;佐渡と沿岸地方の考古学;飛島の洞掘遺跡;タマの道―タマからみた弥生時代の日本海;舳倉島と能登―考古学からみた海民の歴史)
第2章 大陸との文化交流(高句麗・渤海との交流;気多・気比の神―海から来るものの神話;北方交易と中世蝦夷社会)
第3章 日本海の交易と海の道(珠洲焼から越前焼へ―北東日本海域の陶磁器交易;北の海の武士団・安藤氏;能登と廻船交易―北前船以前;北の海に向かった紀州商人栖原角兵衛家の事跡)
第4章 島と海の民俗(佐渡の歴史と民俗;イカ漁からみた佐渡の漁撈習俗;飛島の漁撈と民俗;利尻・礼文島における鰊漁場の漁撈習俗)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

めーてる

0
再読完了。「海」に関わる日本の北国の文化を、様々な観点から論じた本。2017/06/15

めーてる

0
考古学、歴史学、民俗学など、様々な見地から海を通した北国の文化の姿を描いた論文が載っている。編集陣がとても豪華。2016/12/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1393359
  • ご注意事項

最近チェックした商品