春夏秋冬 江戸っ子の知恵

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春夏秋冬 江戸っ子の知恵

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784096263259
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C0021

出版社内容情報

粋で楽しい江戸っ子的生活のすすめ

江戸東京博物館の名物館長にして近世史学会の泰斗、竹内誠氏による歴史エッセイ集。博物館長として、最新の研究成果を一般向けにどのようにわかりやすく、面白く発信していくかを工夫してきた著者が、江戸の魅力を楽しく、わかりやすく語りつくします。
日本橋生まれのちゃきちゃきの江戸っ子である著者が、愛してやまない相撲や歌舞伎、食文化などの身近な話題から、ふと現代によみがえる江戸の残り香。生活の達人だった江戸っ子たちの、粋で楽しい暮らしぶりがよみがえります。
著者が雑誌『江戸楽』に創刊以来50回以上連載してきたエッセイを中心に再構成した、江戸時代の入門書です。

竹内 誠(江戸東京博物館館長)[タケウチ マコト]
著・文・その他

内容説明

人口百万人―世界最大の都市だった江戸の町で、季節を肌で感じながら寄り添うように暮らしていた人生の達人たち=江戸っ子に学ぶ全5章。

目次

第1章 世界最大の都市(町の拡大;「江戸湾」とはいわなかった ほか)
第2章 底なしの胃袋(「江戸前」の意味は;『江戸自慢』に見る食 ほか)
第3章 四季の情景(初夢;数え年のすすめ ほか)
第4章 百万人の素顔(粋について;江戸の優雅な心 ほか)
第5章 現代に生きる、現代に生かす(「山の手」か「山手」か;再生しよう日本橋の河岸文化 ほか)

著者等紹介

竹内誠[タケウチマコト]
1933年、東京都中央区に生まれる。東京学芸大学教授、立正大学教授などを経て、現在、東京都江戸東京博物館館長、徳川林政史研究所所長。東京都中央区名誉区民(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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むぎじる

24
競争社会とは反対の、”共存社会”であったと思われる江戸時代。めぐる季節に寄り添うように暮らす人々は、丁寧に時間を使い優雅に過ごしているように感じる。好きな件は、芸術や文芸を趣味にしていた人々が、「雅号(ペンネーム)」を使って変身していたこと。美しいものに対して、武士や町人といった身分を出すのは野暮だったのでしょう。とても粋な話。2014/01/16

mimm

1
江戸文化の雑学本かなーと思ったら、コラム的なエッセイのような要素が強いかな。ひとつひとつの項目がコンパクトでさくっと読み易かったです。新聞とか雑誌の1コーナ-をまとめた印象。一部個人的要素が強いカ所があるのは…うーん。2016/04/06

なかのっこ

0
優しい語り口。地方人からみた江戸の印象が興味深い。江戸の女性のことを、首筋と足がきれいとかお尻が引き締まっているなんて細かく書いているところがまたなんとも。あと、一時期だけ存在した中町奉行所がなぜできて、なぜ廃止されたのか初めて知ることができて感無量。2015/05/02

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