駄菓子屋横丁の昭和史

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784096261958
  • NDC分類 588.39
  • Cコード C0039

出版社内容情報

川越、アメ横…菓子屋横丁の人々が見た昭和

川越、上野アメ横、浅草、錦糸町など、菓子屋横丁に暮らした人々の声を通して、昭和30年代の子どもたちの生活を彩った駄菓子の成り立ちや変遷をたどる。思いがけない駄菓子の歴史や昭和世相の一面が見えてくる。

内容説明

川越、上野アメ横、浅草、錦糸町―菓子屋横丁に暮らした人々の声をとおして、駄菓子の成り立ちや変遷をたどる。昭和三〇年代の子どもたちを夢中にした懐かしい駄菓子から、昭和の歴史や世相の一面がみえてくる。

目次

第1章 おやつの夢―昭和三〇年代の子どもたち
第2章 川越菓子屋横丁
第3章 駄菓子の新世界と急展開
第4章 復活と変質の時代
第5章 駄菓子の歩み
第6章 駄菓子から郷土菓子へ

著者等紹介

松平誠[マツダイラマコト]
1930年東京生まれ。京都大学文学部卒業。立教大学教授、女子栄養大学教授を歴任。生活文化論専攻
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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バニラ風味

19
私にとって駄菓子屋横丁と言えば、川越。が、両国・神田・錦糸町などにもかつては、存在したようです。戦中・戦後の物のない時代、街頭紙芝居屋さんから買って、紙芝居を見ながら食べた飴は、粗雑な造りでも美味しかったそうで。そんな飴を中心に、駄菓子の文化は広がりました。聞き取り調査と写真、資料などで、駄菓子の歴史が細かくまとめられています。今は、懐かしさで行く人と、物珍しくて行く若い人、両方いる駄菓子屋横丁。その歴史が、受け継がれていくといいな。2016/04/25

3
東京近郊を中心とした、駄菓子屋さんの歴史を追った本。製造業(職人さん)・問屋さんの話がメインかな。駄菓子の歴史は飴菓子の歴史なのだな。…余談ながら、著者の人は京都がお嫌い?とラストの方でちょっと感じた。2014/02/11

ちもず

2
昭和30年代の子供たちを彩った駄菓子はどこで作られ、どんな歴史を歩んできたのか。川越、アメ横、錦糸町、浅草が飴やきなこ棒など駄菓子生産拠点だった頃にどんな商売をしていたのかなんとなく分かった。特に錦糸町の駄菓子製造業者で小僧をしていた人の証言は随分興味深かった。今の駄菓子は「駄」菓子ではない、の意見に確かにと思った。 2005年刊の為作者の言う若者は今の40代なので注意。2022/05/11

ぽめこ

0
駄菓子屋で昔よく買っていたお菓子がこんな歴史の流れの中にあったんだなーって思った。2017/04/15

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