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出版社内容情報
目で見るなぞなぞ!? 江戸時代の庶民との知恵くらべ。
江戸時代を通じて庶民の知的娯楽のひとつだった判じ絵。これは言葉を絵に置き換え、しかもその絵とは全く無関係で「音(オン)」だけが共通しているという仕掛け、つまり目で見るなぞなぞといえるもの。本書は、幕末以降に大量に刊行された「もの尽くし判じ物」を中心に、見て読んで、解読に挑戦する構成。判じ絵の成り立ちやポイントをやさしく解説し、入門編から徐々にグレードアップします。東海道や暦、干支の入門編、国尽くしや江戸名所の初級編、勝手道具などから江戸庶民の暮らしがわかる中級編、歴史や文化の知識が必要な上級編、そして長文まで。謎染めや美人見立て図など充実したコラムも満載。現代にも通じる判じ絵の数々、江戸時代の庶民たちとの知恵くらべです。
岩崎 均史[イワサキ ヒトシ]
著・文・その他
内容説明
江戸時代の庶民と知恵くらべ。いろは、東海道、国名、江戸名所、勝手道具、乾物、草花、鳥、武者、噺家、そして相撲取り…愚問、珍問、難問の数々にチャレンジ。
目次
1 とにかくやってみよう
2 地名を考える
3 江戸庶民のくらし
4 自然にあそぶ
5 人名・曲名に挑戦
6 長文読解
著者等紹介
岩崎均史[イワサキヒトシ]
昭和28年、北海道生まれ。昭和51年、国学院大学文学部卒業。昭和53年から「たばこと塩の博物館」に勤務。現在、同館の主任学芸員。成城大学非常勤講師、国立歴史民俗博物館客員教授を兼務
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒデミン@もも
30
判じ絵、楽しい。もう一度、ゆっくり楽しみたい。2018/06/30
大島ちかり
11
絵もいい。江戸もいい。一回歩いてみたい。あの町並みを。江戸時代は長いし、住み易い時代だったのかな?2013/03/20
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
『介護とブックトーク』 https://bookmeter.com/books/4624709 から、『テーマ』と紹介絵本の覚書。 『新年』おもちのきもち/じゅうにしのはなし/江戸の判じ絵 これを判じてごろうじろ/いっきゅう/富士山に登る2020/05/07
sawa
4
☆☆☆ バカバカしい絵が多くて面白かった。ただ、答の部分と見比べるのが面倒だった。長谷川町子の『サザエさんうちあけ話』もこの手法で書かれているのを思い出した。(図)2011/01/27
むーみんぐ
3
基本的な判じ絵だと思います。 娘も、なぞなぞ気分で楽しく見れたようです。2017/01/25