出版社内容情報
シルクロードはいかにして人類の知恵を伝播し、新たな文化創造の母胎となったのか。考古学、地理学、美術史学、宗教学など各界の研究者と樋口隆康所長が対談。シルクロードの今日的研究テーマを提示する。
「絹の道」の研究は、日本をはじめ各国の調査で飛躍的な進歩をとげています。本書は、シルクロード学研究センターの樋口隆康所長が各界の第一人者と対談しながら、新しいシルクロード研究の方向を探ってゆくものです。「シルクロードと騎馬民族」(江上波夫)、「宇宙から見た考古学」(坂田俊文)、「美術」(青柳正規・宮地昭)などのほか、最新情報を満載しています。
内容説明
本書は、樋口隆康・シルクロード学研究センター所長とともに、考古学、宇宙考古学、歴史学、地理学、文化史、美術史、宗教学などの研究者十六人が最新情報をもちよって、「シルクロード学」の現在と未来について語り合った記録です。
目次
シルクロード全図
シルクロード文明略年表
第1章 宇宙から見たシルクロード
第2章 思想と仏教
第3章 ギリシア・ローマ美術と仏教美術
第4章 草原と砂漠の文化
第5章 ガラスの東西交渉
第6章 製糸技術と絹織物
第7章 シルクロード学とは何か
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- 和書
- 父・長谷川四郎の謎