アートセレクション<br> 狩野永徳の青春時代 洛外名所遊楽図屏風

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アートセレクション
狩野永徳の青春時代 洛外名所遊楽図屏風

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  • サイズ B5判/ページ数 128p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784096070246
  • NDC分類 721.4
  • Cコード C0371

出版社内容情報

桃山時代を代表する画家狩野永徳。近年、新たに発見された彼の二十歳前後の屏風「洛外名所遊楽図屏風」を徹底的に見ることで探る天才絵師の青春時代。よく知られた勇壮な画風とは異なる、若き日の画業の謎があきらかに。

狩野 博幸[カノ ヒロユキ]
著・文・その他

内容説明

狩野永徳が20歳前後に描いた新発見のふたつの屏風を、オールカラーで完全収録。勇壮な「大画」で知られる画家の、「細画」と呼ばれる若き日の緻密な作品を大胆なクローズアップで掲載。細やかな筆の運びがわかるかのように伝えます。永徳の若き日の作品としてつとに知られる上杉本『洛中洛外図屏風』が描かれた謎を、時代に翻弄される人間群像から大胆に推理します。

目次

洛外名所遊楽図屏風(京の西山と宇治の名所案内;右隻;左隻)
上杉本洛中洛外図屏風(躍動感あふれる京の町;上杉本「洛中洛外図屏風」―注文主と絵師)
花鳥図押絵貼屏風(繊細華麗な小宇宙;花鳥図押絵貼屏風―印章が物語る)
狩野永徳とその時代(激動の桃山期を生きた天才;ふたつの新発見屏風の意義「花鳥図押絵貼屏風」と「洛外名所遊楽図屏風」;狩野永徳ものがたり;狩野永徳年譜;洛外の名所を訪ねる)

著者等紹介

狩野博幸[カノヒロユキ]
1947年、福岡県に生まれる。九州大学大学院博士課程中退。日本近世美術史専攻。京都国立博物館在職中に、「都の形象洛中・洛外の世界」「没後200年若冲」「アートオブスター・ウォーズ」「曾我蕭白無頼という愉悦」などの展覧会を企画し、注目を集める。同志社大学文化情報学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ナイスネイチャ

57
後半の花鳥図はさすがでした。実物見てみたいです。前半は当時における暮らしや町並みがうかがえましたが、こちらは感動はなかったかな。勉強にはなりましたが。2014/06/09

chang_ume

12
嵯峨嵐山の絵画資料を探るなかでの一冊。2005年新発見の『洛外名所遊楽図屏風』を中心に狩野永徳の画業を総覧する。たとえば嵯峨釈迦堂を描いた父松栄との比較や作品間の永徳壺印の検討など、細部拡大図版とセットで分析されて読みやすい。資料発見の当事者である著者の興奮ぶりは割り引くとして(やや勇み足の記述も)、嵯峨嵐山と宇治の景観を絵画資料から定点観測した試みとしても面白いです。永徳筆の収録作品で分析対象は他に、『上杉本洛中洛外図屏風』『花鳥図押絵貼屏風』。「細画」を主とした永徳前半期の作品集成といった感もあり。2022/10/11

田中峰和

5
永徳といえば、洛中洛外図屏風の上杉本が有名だが、本書では「洛外名所遊楽図屏風」の詳しく紹介される。この両作品は著者の分析によると、ほぼ同時期の20歳過ぎに創作されたことがわかり興味深い。永徳10歳の時、17歳の将軍足利義輝との出会いによって、彼の絵師としての人生が動き出した。祖父元信は息子松栄を認めず、永徳に狩野家を託したのだ。絵師永徳の業績によって当時の名所や人々の暮らしまでわかってくる。神社仏閣は瓦屋根だが、商店や家屋は板葺きで石を置いた屋根が主流だった。紅葉狩りも枝を持ち帰る人々の姿が描かれる。2020/01/03

tomatona

1
引き続き「風神雷神」関連本。俵屋宗達も気になるが、狩野永徳もすごく気になる!というわけで、いろいろ読んでいます。洛中洛外図は、当時の風俗を知るのにすごくいいね。こういうのから見える昔の生活、けっこう親近感…2020/02/05

aisu

1
狩野永徳の真価どうの、より、この本、安土桃山時代の庶民や貴族の様子がちまちま描かれた絵が多数収録されていて、それを眺めているのが、私は、好き。後半は花鳥図に、作者が、鳥や花の特定に拘っているコメント読むのが私は楽しかった。狩野永徳さんと絵画についての説明ももちろんちゃんとあります。2009/07/07

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