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出版社内容情報
桃山時代を代表する画家狩野永徳。近年、新たに発見された彼の二十歳前後の屏風「洛外名所遊楽図屏風」を徹底的に見ることで探る天才絵師の青春時代。よく知られた勇壮な画風とは異なる、若き日の画業の謎があきらかに。
狩野 博幸[カノ ヒロユキ]
著・文・その他
内容説明
狩野永徳が20歳前後に描いた新発見のふたつの屏風を、オールカラーで完全収録。勇壮な「大画」で知られる画家の、「細画」と呼ばれる若き日の緻密な作品を大胆なクローズアップで掲載。細やかな筆の運びがわかるかのように伝えます。永徳の若き日の作品としてつとに知られる上杉本『洛中洛外図屏風』が描かれた謎を、時代に翻弄される人間群像から大胆に推理します。
目次
洛外名所遊楽図屏風(京の西山と宇治の名所案内;右隻;左隻)
上杉本洛中洛外図屏風(躍動感あふれる京の町;上杉本「洛中洛外図屏風」―注文主と絵師)
花鳥図押絵貼屏風(繊細華麗な小宇宙;花鳥図押絵貼屏風―印章が物語る)
狩野永徳とその時代(激動の桃山期を生きた天才;ふたつの新発見屏風の意義「花鳥図押絵貼屏風」と「洛外名所遊楽図屏風」;狩野永徳ものがたり;狩野永徳年譜;洛外の名所を訪ねる)
著者等紹介
狩野博幸[カノヒロユキ]
1947年、福岡県に生まれる。九州大学大学院博士課程中退。日本近世美術史専攻。京都国立博物館在職中に、「都の形象洛中・洛外の世界」「没後200年若冲」「アートオブスター・ウォーズ」「曾我蕭白無頼という愉悦」などの展覧会を企画し、注目を集める。同志社大学文化情報学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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