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出版社内容情報
日本四大絵巻のひとつ、国宝「信貴山縁起絵巻」。その全てを、物語の解読や、絵のみどころ、時代背景などから多角的に紹介します。並はずれた法力をもつ信貴山の僧・命蓮は、強欲者の米倉を飛行機のように飛ばしたり、重病の帝を祈祷で治したりしては、人々を驚かせ、大騒動を引き起こしていたという。この不思議で愉快な伝説を言葉と絵で記したのが「信貴山縁起絵巻」です。平安時代のSFアニメとも、日本一面白い絵巻ともいわれ、現代人が読んでも深く感動します。本書では全長35メートルの全編をオールカラーで収録し、拡大図版では色彩や質感を美しく再現。名場面には、わかりやすい解説を付します。
泉 武夫[イズミ タケオ]
著・文・その他
内容説明
全長35メートルにおよぶ国宝「信貴山縁起絵巻」をオールカラーで完全収録。絵描きの筆の息遣いや彩色の質感までを、迫力ある拡大図版で再現。表情豊かに描かれた貴族や庶民と、その風俗や信仰。平安の暮らしがよみがえります。平安人が驚嘆したこの絵巻を、現代人でも同じように追体験できるように解説。「信貴山縁起絵巻」はいつ、誰が描いたのか?天才的な絵描きの正体を推理する。
目次
山崎長者の巻 欲張り長者の引き起こした怪事件(突如、米倉の錠前がはずれて金色の鉢が飛び出した;飛び上がった倉を追って駆け出す老若男女 ほか)
特集(さまざまな表情を読む;風景を解読する ほか)
延喜加持の巻 大望のために小欲を捨てた命蓮(信貴山の命蓮のもとへ勅使が派遣される;あでやかな馬に乗り信貴山へいざ出発 ほか)
尼公の巻 仏の道を求める姉弟の情(山道を下るのは尼公と従者;尼公をもてなす人情味あふれる里人たち ほか)
「信貴山縁起絵巻」と朝護孫子寺
著者等紹介
泉武夫[イズミタケオ]
1954年宮城県生まれ。1979年東北大学大学院博士課程後期中退。1996年博士(文学)取得。大阪市立美術館学芸員を経て、現在京都国立博物館勤務
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ヴェネツィア
maekoo
やむやむ
新平
:*:♪・゜’☆…((φ(‘ー’*)
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