富士見ファンタジア文庫<br> 氷結鏡界のエデン〈12〉浮遊大陸―オービエ・クレア

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富士見ファンタジア文庫
氷結鏡界のエデン〈12〉浮遊大陸―オービエ・クレア

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784047129726
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

結界の鍵をイグニドに奪われた天結宮。皇姫サラを筆頭に、巫女、千年獅、シェルティス、ユミィらで編成された突入部隊が“穢歌の庭”へと突入する。一方、奪還作戦を阻止せんがために異篇卿も“穢歌の庭”に堕ち――

内容説明

氷結鏡界が音を立ててきしむ。結界の鍵を異篇卿イグニドに奪われ、幽幻種侵攻は時間の問題だった。皇姫サラが下した決断、それは精鋭による異篇卿追撃戦と、護士たちの総力を挙げての浮遊大陸防衛戦。サラに率いられ、巫女、千年獅、そしてシェルティス、ユミィがイグニドを追う。だが“楽園幻想”を成就させんとする異篇卿が、真の力を解散し、行く手を阻む。「…レオンは一番強いから。誰にも負けない…から」穢歌の庭で対峙する、千年獅レオンと異篇卿アルマデル。一方、浮遊大陸でも天結宮戦力と幽幻種の撃戦が幕を開けて―氷結鏡界か楽園幻想か。重層世界ファンタジー、最終局面!

著者等紹介

細音啓[サザネケイ]
『黄昏色の詠使い』にて第18回ファンタジア長編小説大賞佳作を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

42
その一歩は、何の為?かつて命を救われ、無意識に慕った人を弑する為?大切な人の元へ駆けつける為?過去の残像を打ち払い、護るべき者を護る為?戦う為。護る為。友の為。最愛の人の為。世界を救う為。道行きを定める為。汚れと怨嗟に塗れた庭、何かを振り切りたくて為し得たくて駆け抜けた。もっと速く、少しだけ遠くへ。踏みしめるその一歩は岩をも打ち砕き、怯む心を叱咤した。一歩進む度、僕らは強くなった。願うは一歩の、更に奥。全てが始まった、約束の場所。未だ定まらぬ道のその果て。もう誰も彼もが戻れない所まで進んでしまったのだから2014/10/05

いーたん

34
発売日に購入はしていたけど、最終巻が出るまで積読本にしていました。読めば絶対に続きが読みたくなってモヤモヤするのが目に見えてたから。と言う訳で遂に読みました。そして早速最終巻に突入しちゃってるけどw 天結宮・統制庁の異篇卿と穢歌の庭で激突。どの戦闘もそれぞれの思いや意地がぶつかり合い、心熱くなりました。そしてイリスも復活し、ユミィとイグニド、シェルティスと最終巻に向けて舞台は整いつつあり、最終巻が楽しみ!2014/03/24

コリ

25
異篇卿及び幽幻種との総力戦が熱い!それぞれの技術と意地と覚悟のぶつかり合いがイイ盛り上がりっぷりだった。個人的には春蕾とナタラーシャの対決が一番見物だったかな。正直、春蕾がここまでの覚悟を見せてくれるとは予想外だった。いやぁ、愛だねぇ(笑)そしてとうとうイリス復活!間違いなく最大戦力の一角なのでどんな活躍を見せてくれるのか楽しみ。凪との再会もあるのかな?シリアスな空気の中、イリスのボディを前にしたエリエと華宮の会話や覗き見モニカ、サラに説教される千年獅達などといったコメディ要素に笑わせてもらった(笑)2014/01/13

まりも

17
異篇卿のイグニドを追いかけるために穢歌の庭を進んでいくシェルティスたちとそれを阻止する異篇卿との総力戦。主要キャラ全員の見せ場を与えながらの戦闘だっただけに読み応えがありました。ゼアドールとマハの決着は悲しかったですね。お互い敵同士として出会ったが故の最期でした。そしてヴァイエルがすごくかっこいいキャラに成長しましたよね。モブキャラエンドかと思ってたらすごく主人公みたいなキャラクターになるとは思わんかった。イリスも復活しユミィとイグニドの関係、そしてシェルティスの決断とどのような最後を迎えるのか楽しみ。2013/12/25

ちる

16
さて、最終決戦に向けて盛り上がっています。表紙の二人の活躍に胸熱です。異篇卿たちも魅せてくれました。キャラ一人一人がよく立っていて、それぞれの物語があるんだなぁと改めて思いました。んで、ついにイリス復活、ユミィとイグニド、そしてシェルティスが最後にどうなるのか、結末が楽しみです。2014/04/10

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