アートセレクション
色とかたちが奏でる美 富本憲吉のやきもの

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  • サイズ B5判/ページ数 127p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784096070161
  • NDC分類 751.1
  • Cコード C0370

出版社内容情報

 世界的な陶芸作家の代表作130点を、美しいカラー写真で収録。英国留学体験やインド・朝鮮美術に影響をうけ、情熱的な作陶活動を展開し、やがては人間国宝にいたる富本の足跡を、数々の傑作とともに紹介する。

内容説明

鮮やかな色彩、曲面の織りなす調和。陶芸に、初めて個性の美を探求した、人間国宝・富本の小伝と代表作130余点。

目次

陶工・富本憲吉(白磁;飾皿;蓋物・角皿・鉢;飾壷 ほか)
富本憲吉・作陶譜(工芸志向時代;大和時代;東京時代;京都時代)
模様集・写生帖・署名集

著者等紹介

中ノ堂一信[ナカノドウカズノブ]
1946年、京都市に生まれる。立命館大学史学科卒業。東京国立近代美術館主任研究官、国立国際美術館学芸課長を経て、現在、京都造形芸術大学教授。この間、アメリカ・フリーア美術館客員研究員、オーストラリア政府招聘美術館研究員
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感想・レビュー

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misui

3
造形の美しさと模様の華麗さが目を引く。様々な芸術分野、ことに建築を経由したことで、総合芸術としての陶芸に目覚め、器形と釉薬と文様の一体的把握が制作の基本にあるとのこと。あるいは芸術を実用に供するという解決が陶芸に目を向けさせたのかもしれない。英国留学、ウィリアム・モリス、更紗、自然のスケッチなど、様々な要素を陶芸に集約させた様は、近代陶芸の巨人という評価を頷かせるに十分。2015/11/01

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