Shotor museum<br> 鏝絵(こてえ)―消えゆく左官職人の技

Shotor museum
鏝絵(こてえ)―消えゆく左官職人の技

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  • サイズ A5判/ページ数 128p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784096063019
  • NDC分類 529
  • Cコード C0371

出版社内容情報

白壁に漆喰のレリーフを描き出す、江戸時代から伝わる左官職人の技、鏝絵を全国80余か所から収集。

目次

全国鏝絵見て歩き(東北・北陸;中部;関東;関西;中国;四国;九州)
鏝絵の誕生と広まり
白壁のできるまで
鏝絵グラフィティ
招福厄除の願いが込められた鏝絵たち
鏝絵名人列伝
フォークロアとしての鏝絵
左官小史
鏝絵連合王国

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

花林糖

14
図書館本。「鏝絵」漆喰の壁に鏝で漆喰を塗り上げ、レリーフを描く様に浮彫の模様を描く左官の技術。江戸末期静岡県松崎生まれの天才左官職人・入江長八によって作られたのが起源とされる。明治に入り弟子達や多くの左官職人により全国に広まった。江戸末期から明治大正にかけて庶民の暮らしを彩った鏝絵。土蔵、奉納額、馬屋、民家の戸袋等に施された鏝絵が紹介されている。特に多く残っているのは大分県で700。特に印象に残ったのは土蔵の扉に施された百足の鏝絵。2023/11/07

へへろ~本舗

4
鏝絵は漆喰に鏝で浮き彫りをしたものに彩色漆喰をかさねるか、彩色をするかして仕上げたもの。東北で見られるのは山形の銀山温泉か岩手の花泉・陸前高田。見に行ってみたいけど花泉・陸前高田は震災後どうなったか…月刊「左官教室」に鏝絵の記事が多いと記載してあったが、本書は1996年発行、まだ刊行されてるのかな?2021/11/01

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