出版社内容情報
キリスト教の聖典、聖書。その世界に魅せられたカメラマン・滝口鉄夫が、シナイ半島を皮切りに、旧約・新約聖書にゆかりのある聖地と、歴史が眠る遺跡36か所を訪ねます。キリスト生誕2000年におくる、聖地巡礼のカメラ紀行です。
古来、中近東にはさまざまな民族が割拠し、興亡を繰り返した。イスラエルの民もその一つだった。彼らはエジプトの桎梏を逃れてカナンの地に至り、新しき救世主の到来を待ち望んだ。その人こそ、ベツレヘムの家畜小屋で産声をあげたイエス・キリストである。彼は人々に神の国が近いことを説き、自らは十字架にかけられて死んだ。しかしその教えは使徒たちによって各地にもたらされ、全世界に広まった。 聖書の世界に魅せられたカメラマンは、モーセがイスラエルの民を率いてさまよったシナイ半島を皮切りに、旧・新約聖書にゆかりのある36の聖地と遺跡を訪ね、その跡に立ってはるかな過去に思いを馳せる。 イエス・キリスト生誕から2000年におくる聖地巡礼のカメラ紀行。
内容説明
イエス・キリスト生誕から2000年。いま聖書ゆかりの地に立ってはるかな過去と現代を考える。
目次
旧約の地(シナイの荒野(エジプト)
聖カタリナ修道院(エジプト)
ナイルの川岸(エジプト) ほか)
新約の地(ベツレヘムの聖堂(イスラエル)
ナザレの里(イスラエル)
カペナウムの丘(イスラエル) ほか)
わが心の聖地(聖母との出会い(トルコ)
神々の眠る山(トルコ)
小島の聖堂跡(トルコ) ほか)